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FXで年2000pips稼いだら本に紹介されたお話

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ボクは投資が好きで、始めたのは今から15年ほど前になります。

元手3万円から始め、株式投資や先物、不動産など様々な投資を経験してきました。

その中でもハマったのがFXで、実はこのブログ以外にもFX関係のブログを執筆しています。

そのブログで日々の投資結果や戦術などについて書いていたところ、出版社から声をかけられ本に紹介されたので、今回はそのお話をしてみようと思います。







 

 

きっかけとなった「金持ち父さん貧乏父さん」

 

前述したようにボクが投資を開始したのは約15年前のこと。

当時パチンコばかりやっていたボクを見かねたのか、母親が1冊の本を渡してくれました。

それが「金持ち父さん貧乏父さん」という本です。

 

この本を読んで衝撃を受けました。

内容は15年以上も前なので若干うろ覚えですが、簡単に説明すると

 

貧乏父さん

  • 著者の本当のお父さん
  • 結構お堅い会社勤めで年収は1000万円ぐらい(だった気がする)
  • 年収は上がるが累進課税によって実際に使えるお金は全然増えない

 

金持ち父さん

  • 幼馴染のお父さん
  • 会社を経営していてめちゃくちゃ金持ち
  • 実は架空の人物(著者の考えを代弁している人)

 

金持ち父さんの口ぐせは「わたしはお金のために働くのではない、お金がわたしのために働くのだ」というもので、この言葉が今でも心に刺さっています。

会社員の場合はどれだけ頑張ってみても、年収1000万円がいいところ。

たとえ社長になったとしても雇われの身ならば3000万円あたりが限界。

そこから半分近くの税金を根こそぎ持っていかれるのだから、なかなか生活は裕福になりません。

この状態を著者は「ラットレース」と呼び、いち早くそのレースを辞めるべきだと書かれています。

そのためには「投資」が必要で、また自身で会社を立ち上げる必要があると、この本を読んで強く感じました。

 

今までの投資歴

 

最初に始めのは株式投資でした。

特に貯金もなかったので、お給料の中から3万円を投資に充ててミニ株(実際の株の1/10で投資できるオプション)から始めました。

ちょっとした値動きで一喜一憂していたのを思い出しますが、このくらいの金額なら下がっても数千円で、よくよく考えてみるとパチンコよりも使う金額は抑えられるし、株式投資って怖いイメージがあったけど、それは自分がただ単純に理解していなかっただけなんだと気付きました。

 

それからは日々投資の勉強をしていました。

FXを始めたのはそれから数年後のことで、12年くらいはやっていると思います。

ですからリーマンショックはもちろんのこと、ホリエモンのライブドア事件・ギリシャショックなども経験しました。

 

他にも不動産投資をやってみましたが、センスがないこと・不勉強のまま始めたことが崇り、あまり満足のいく成績は残せませんでした。

 

幾つかの投資経験を経て、自分に向いている投資先はなんなのかが次第に分かるようになり、ここ数年はFX1本で稼ぐようになり、今では相場に張り付いていれば「まあ勝てる」ぐらいには成長することができました。

とはいえFXは24時間取引ができ、さらには動く時間帯が日本時間で深夜帯なことが多く、これでは自分自身の時間が取れないばかりか、本業などに影響も出始めたので、金持ち父さんの口ぐせ「お金がわたしのために働くのだ」をFXでも実践できないかな、と模索をしていました。

その時に出会ったのが「自動売買」です。

当時は自動売買をしている方も少なかったのか、参考になるような書籍やブログなどはあまりなくて、自作プログラムを作ったりして「エセ」自動売買システムを稼働させたりもしました。

そして数年前に出会ったのが外為オンラインのiサイクル注文です。

他にも色々FX会社がリリースしている自動売買システムを利用しましたが、ボクはiサイクル注文が一番稼げてしっくりきました。

 

FX本に載った経緯

 

ボクが運営しているFXサイトにある日突然コメントが来ました。

「あなたの投資戦略を今度出版される書籍に載せたいのですが」

といった内容でした。

正直言って最初は「新手の詐欺か?」と思い数日スルーしましたが、よくよく調べてみるとその出版社はしっかりとした書籍を出されていて、ボク自身も興味があったので、そのコメントに返信をし、やり取りが始まりました。

その後「FX経験・今までの成績・ブログに掲載されている投資戦術に辿り着いた経緯」などを質疑応答するといった形式で進み、3か月ほどのやり取りの末、3月8日に販売されることになりました。

 

内容はぜひ本を買って読んでもらいたいのですが、基本的に書いてある内容はブログをまとめたものだったりしますので、もし気になる方はFXブログを読んでみてください。

50万円の自腹でiサイクル注文を検証

 

こちらのブログは運用を停止しており現在は新しく運用しているブログもあります。
(リアルタイムで運用中)

はじめてのFX

 

どうやって年2000pipsも稼いだのか?

 

さてここからが本題です。

 

この記事のタイトルにもあるように「FXで年2000pips稼いだ〜」の部分ですが、この数字は2015年のiサイクル注文だけで稼いだものです。

これはボクの経験上ですが月に300pipsも稼げば敏腕トレーダーで、それが安定して稼げる人はカリスマトレーダーです。

ボクが毎日10時間以上相場に張り付いていてもせいぜい200pipsがいいとこで、負ける月もあったりします。

 

それが「ほったからしの自動売買」で年間2000pipsですから、手前味噌ですが素晴らしい運用だったと思います。

どのようにして運用したのかはブログ、または書籍に書いてある内容を見ていただくとして、ここでは簡単に説明します。

 

FXではご法度な両建て手法

 

FXをある程度経験されている方ならすぐにご理解頂けるかと思いますが「両建て」というのは一見無駄な手法に思えます。

両建てとは「買い」と「売り」を同時に注文することを言い、通常であれば儲けも損失も出ない状態です。

FX会社は投資家の取引手数料で利益を出しているので、両建てをするとその手数料分損をするのが一般的ですが、iサイクル注文の両建ては工夫をすれば利益が出るようになります。

外為オンライン iサイクル注文とは?

 

iサイクル注文は細かい利益をたくさん出していく自動売買で、両建てをすることにより「買いで細かい利益を出す」一方で「売りでも細かい利益を出す」ことができます。

 

さらに高度な三つ巴戦略

 

この両建て手法を進化させたのが「三つ巴戦略」です。

 

FXは国と国の通貨取引で、例えばドル円1万ドルを115円で買って110円下がったら5万円の損失となります。

これを逆手に取り同時にユーロドルを同額買います。

さらにユーロ円で売り注文を出すと3つの通貨(円・ドル・ユーロ)を買いと売りを出すことができます。

  • ドル円の買い ドル買い円売り
  • ユーロドルの買い ユーロ買いドル売り
  • ユーロ円の売り ユーロ売り円買い

このように3つの通貨で売り買い同時注文(擬似両建て)をすることにより、カントリーリスク(投資対象の国や地域のリスク)を下げつつ、iサイクル注文の両建てで稼いでいく手法が「三つ巴戦略」です。

2015年の三つ巴戦略では6921回の自動売買による決済があり、合計で2036pipsの利益となりました。

 

まとめ

 

投資、特にFXというとなんだか怖いイメージがあるかと思います。

ボクも最初はそうでした。

ですが、それは「クレジットカードを持つのは怖い」と言っているのに近く、例えば世界の株式投資は過去30年間で年率4%程度を続けています。

世界的な恐慌となったリーマンショックの時でさえ全世界の成長率はプラスです。

「株やFXで一財産失った」なんて話も漏れ聞くことがありますが、それはただ単純に勉強不足か身の丈に合わない投資をしているだけです。

 

「わたしはお金のために働くのではない、お金がわたしのために働くのだ」

ぜひ実践してみてください!

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