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侍JAPANのWBC後遺症は深刻だった?出場選手の現在の成績から分かる真実

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世界一奪還をかけて臨んだ「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2017」でしたが、結果は無念の準決勝敗退。

それでも侍たちの一生懸命な姿や好プレーなどに観客だけでなく日本中が湧き上がり、敗退したアメリカ戦は平日の午前中だったにもかかわらず視聴率は20%を超えるなど、まさに国を挙げての大盛り上がりでした。

 

そんな余韻もつかの間、翌週からはプロ野球のシーズンが始まるという過酷なスケジュールで始まったペナントレース。

「国を代表して戦った」侍JAPANの選手たちも、極度の疲労や慣れない選手への対応、そして何より「WBC公式球との違い」に戸惑い、調子を落としてしまっている選手が続出しています。







 

深刻なWBCの後遺症

 

以下はWBCに出場した選手陣の昨年と今年の打率です(2017年5月1日時点)。

野手名 2016 2017
炭谷銀仁朗 .218 .214
大野奨太 .245 .222
小林誠司 .204 .153
中田翔 .250 .170
菊池涼介 .315 .254
山田哲人 .304 .191
坂本勇人 .344 .330
田中広輔 .265 .288
松田宣浩 .259 .220
青木宣親 .283 .306
内川聖一 .304 .340
筒香嘉智 .322 .275
秋山翔吾 .296 .330
鈴木誠也 .335 .318
平田良介 .248 .260

 

WBCでの出場機会が多かった選手を太字にしていますが、昨年同様の成績を残しているのは坂本勇人選手と秋山翔吾選手のみです。

比較的出番の少なかった選手は昨年同様かそれ以上の成績を残しているのにもかかわらず、軸となっていた選手は高確率で成績不振に陥っていますね。

特に2年連続トリプルスリーを達成した山田哲人選手の不振、怪我で離脱中の中田翔選手が心配になります。

 

また、外国枠でWBCに出場していたバレンティン・デスパイネも、本塁打こそ放っているものの本調子とまではいかない打率です。

 

一方で結果を出している選手も

 

上記は野手陣の成績でしたが、投手陣はどうでしょうか。

以下はWBCに出場した投手陣の昨年と今年の防御率です(2017年5月1日時点)。

投手名 2016 2017
菅野智之 2.01 1.76
則本昂大 2.91 3.81
増井浩俊 2.44 3.00
牧田和久 1.60 0.00
宮西尚生 1.52 8.10
秋吉亮 2.19 0.82
千賀滉大 2.61 3.86
石川歩 2.16 7.62
藤浪晋太郎 3.25 2.00
岡田俊哉 3.20 6.75
松井裕樹 3.32 0.53
平野佳寿 1.92 3.97

 

比較的出番の多かった投手は太字にしています。

防御率での比較なのでバラつきが大きくなってしまいますが、石川投手以外はある程度順当な成績ですね。

特に菅野投手は3試合連続完封を達成したり牧田投手はここまで防御率0.00など、素晴らしい成績を残しています。

 

ピッチャー陣はWBCで消耗してしまったというよりは、しっかりと肩を作ることができて開幕からトップギアでスタートできたのでしょうか。

 

過去のWBC出場選手はどうだったのか?

 

ここまで野手・投手の2016年と2017年の成績を比較してきましたが、

  • 出場の多かった野手陣は疲弊
  • 出場の少なかった野手陣は活躍
  • 投手陣は開幕スタートに成功

といった傾向にあるようです。

では過去のWBCに出場した選手たちは一体どうだったのでしょうか?

 

全選手をまとめるのは大変なので、各大会で出場機会の多かった選手をピックアップし、野手は打率・投手は防御率で比較してみます。

 

2006年WBC第1回大会

選手名 2005 2006
イチロー .303 .322
小笠原 道大 .282 .313
川崎 宗則 .271 .312
多村 仁 .304 .276
西岡 剛 .268 .282
里崎 智也 .303 .264
福留 孝介 .328 .351
松中 信彦 .315 .324
上原 浩治 3.31 3.21
大塚 晶則 3.59 2.11
清水 直行 3.83 3.42
松坂 大輔 2.30 2.13
渡辺 俊介 2.17 4.35

 

おや?成績は悪くなるどころか、全体的に良くなっています。

それにしても懐かしすぎるメンバーです。

 

2009年WBC第2回大会

選手名 2008 2009
青木 宣親 .347 .303
イチロー .310 .352
岩村 明憲 .274 .290
小笠原 道大 .310 .309
城島 健司 .227 .247
中島 裕之 .331 .309
福留 孝介 .257 .259
村田 修一 .323 .274
岩隈 久志 1.87 3.25
杉内 俊哉 2.66 2.36
ダルビッシュ 有 1.88 1.73
松坂 大輔 2.90 5.76
藤川 球児 0.67 1.25

 

第2回大会前後も成績への影響はあまり見られません。

それにしてもダルビッシュ投手と藤川投手の無双ぶりがハンパないですね。

 

2013年WBC第3回大会

選手名 2012 2013
阿部 慎之助 .340 .296
糸井 嘉男 .304 .300
井端 弘和 .284 .236
内川 聖一 .300 .316
坂本 勇人 .311 .265
中田 翔 .239 .305
松田 宣浩 .300 .279
稲葉 篤紀 .290 .203
大隣 憲司 2.03 3.38
攝津 正 1.91 3.05
田中 将大 1.87 1.27
能見 篤史 2.42 2.69
前田 健太 2.10 2.60

 

WBC3連覇を逃した大会ですね。

井端・稲葉選手の成績が気になりますが、上がっている選手もいるので全体としては変わらない印象です。

2013年は田中投手が24勝0敗(1セーブ)というとんでもない記録を達成した年でしたね。

 

過去3大会から見る各選手の成績

 

WBC後の疲れを見せている各選手ですが、過去3大会を見る限り「シーズンを通せばしっかり結果を出す」選手ばかりですので、そのうちアジャストし始めるでしょう。

ただ、今大会は始まる前から「世界一奪還」というプレッシャーとの戦いが過去の大会よりも強かったような気がします。

ですからその疲れがそのまま続いてしまうと、調子を崩したままシーズンを終えてしまう選手も出てくるかもしれませんね。
(筒香頑張れ!)

 

プロ野球ファンにとっては嬉しいニュース

 

WBCで再燃した野球熱ですが、ここに来て民放もその流れを「逃すまい」とプロ野球のペナントレースをちょくちょく放映してくれるようになりつつあります。

特にジャイアンツ中継はかなりの頻度でゴールデンタイムにもかかわらず放映してくれるようになり、野球ファンにとっては嬉しいばかりですね。

ただ、きっちり9時までには放映が終了してしまうので「さあこれから9回裏の攻撃だ!」という時には少しがっかりです。

野球は試合終了時刻が読めない分、最後まで中継できないリスクを背負いながら放映してくれるのであまり文句は言えないですが。

 

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以上、「侍JAPANのWBC後遺症は深刻だった?」についてでした。


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