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海外ドラマ【12モンキーズ】を観たらやっぱりタイムマシーンって作るのムリじゃね?と思いながらチラッと感想を述べてみる

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プリズンブレイクの最新シーズンを観たくてついに加入したhulu。
最新エピソードまで観てしまったので、せっかく加入したのだから他の海外ドラマでも観ようかと思っていた矢先に見つけた「12モンキーズ

すっかりハマってしまい一気にシーズン2まで観終わったのだが、内容は面白くかつ斬新(とはいっても原作は1995年だそうだが)で非常に満足しつつも、「あぁ、やっぱりタイムマシーンは作れないんだな」と腹落ちし、少しガッカリしてしまいました。

 







 

 

12モンキーズとは

 

原作は1995年に放映されたテリー・ギリアム監督の映画で、2015年にアメリカで制作されたテレビドラマです。
現在シーズン2まで出ていて、人気のため既にシーズン3の制作が決定しています。

アメリカを舞台としており、ウイルスによって世界の99%以上の人口が死滅してしまった未来の世界を描いています。
その未来ではタイムマシーンが開発されていて、ウイルスが発生した原因を探るべく未来からタイムリープしていく様は観ていてハラハラします。

しかもそのタイムマシーン。ボロいのか、精度が低くてドンピシャで狙った場所(時)に行かないんです。
さらに結構壊れちゃうし、主人公はよくそんなタイムマシーンに乗る勇気があるな、と思ってしまいます。

 

タイムリープでより複雑な物語が描かれる

 

作中、主人公のコールはもともと存在している2043年とウイルスがまき散らされる直前の2015年付近を行ったり来たりします。

あるシーンで、日付は覚えていませんが2015年の〇月〇日とその1週間後を行き来する場面が描かれます。

 

1.〇月〇日)
コールが「1週間後に待ってるから色々と情報集めといて」とキャシーに伝えタイムリープ。

2.〇月〇日の2時間後)
「命が狙われている」とコールから電話が。どうやら1週間後のキャシーから情報を聞いてウイルス散布を防ぐためにタイムリープしてきたらしい。

3.〇月〇日の1週間後)
キャシーからウイルス散布の情報を得る(正確にはアーロンから)。

 

もうこれだけで頭がパンク状態になりますが、少し整理するとコールは1⇒3⇒2の順でタイムリープしている訳です。

こういった複雑な時間軸の絡みを矛盾なく表現できているところがこのドラマの凄いところです。

 

タイムマシーンは作れない(というか作れなくなる)

 

でまあ、ここからが「やっぱりタイムマシーンは作れないんだろうな」と思った内容です。

 

もしタイムマシーンが完成したとして、いまボクが10年前にタイムリープすると、10年前に自分自身が2人存在することになります。

そこでお金儲けのために、10年前のボクにタイムマシーンの作り方を教えます(本人に会ったらダメだという設定は抜き)。

すると時間軸が変わってしまい未来にできたであろうタイムマシーンが作れない世界へと変わります(と仮定)

ただ、作り方を知ってしまったボクは10年かけて(1年でもいいが)タイムマシーンを発明。

タイムマシーンの存在を知った第三者が10年前の自分に作り方を教えに…(以下略

 

また、仮にボク自身がタイムマシーンの存在をひた隠しにしたら、世界ではタイムマシーンという存在を知られることもないわけで、結局は「タイムマシーンは作れない」と結論付けられてしまいます。

 

タイムマシーンのまとめ

 

結局タイムマシーンなんか作ったら誰しもがお金儲けに走るだろうし、過去の自分に会いに行き作ろうとするわけです。

そうなるとどんどん歴史が遡り、どこまで行くか分かりませんが少なくとも貨幣価値がある最古の時代ぐらいまでは遡ると思います。

となれば、存在していれば現代ではタイムマシーンは携帯電話よりも当たり前の世の中になっているでしょうから、結局は未来になってもタイムマシーンは作られないんじゃないかな~と思います。

 

ただ、もしかしたら「過去へは戻れないけど未来へは行けるタイムマシーン」は出来るかも知れないし、電車や飛行機などは昔の人からするとすでにタイムマシーンなのかもしれませんね。

 

というくだらない妄想をしながら観ると「12モンキーズ」はめっちゃ面白いです♪

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