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3人で読む推理小説「スカイホープ」が面白過ぎる!読んでみた感想とレビュー

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みなさん「推理小説」って読みますか?ボクは結構読みます。

今回は推理小説の中でも一味違った「3人で別々の本を読み、話し合いながら事件の真相を追求する」という、「スカイホープ-最後の飛行-」を紹介します。

スカイホープといは一体どんな推理小説なのか、そして読んでみた感想とレビューについて、以下まとめてみました。







 

スカイホープ最後の飛行とは

 

SCRAP出版から2017年6月30日に発売されたばかりの推理小説で、通常の推理小説とは違い「3人がそれぞれ内容の違う推理小説を読む」という斬新な書籍です。

各々が「捜査官トーマス」「管制官ニコラス」「マジシャン見習いベル」になりきって読み進め隠された謎を解いていくという、これまでのミステリー小説にない新しい試みです。

 

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スカイホープのストーリーと進め方

 

タイトルと3人の主人公を見ればなんとなく想像がつくと思いますが、物語の中心は「飛行機」です。

犯人によってスカイホープ404便がハイジャックされるのですが、何故犯人は空港の厳しいセキュリティをくぐり抜け拳銃を持ち込み、そしてハイジャックをすることができたのか。

 

あまりネタバレは良くないのでストーリーはこの辺にして、実際に本編を進める流れについて説明していきます。

 

商品は各主人公が読み進める小説×3冊の合計9冊とマップ、そして搭乗者リストが同梱されています。

そして、3人がそれぞれの章(全3章)を読み終えた段階でWEBサイトに用意された設問に答えていくという流れです。

 

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WEBサイトには入力する箇所が複数用意されており、読んだ人でないと正解ができなくなっています。

何度でも挑戦できるので当てずっぽうに入力しても大丈夫ですが、間違えるとゲームクリア時の成功率が下がるので要注意です。



スカイホープをチャレンジした感想

 

まず最初に思ったのが「3人(以上でも構わない)でやることが大切」ということです。

商品説明には「一人でも楽しむことができます」とありますが、スカイホープ最大の面白さは「複数人で謎を解き明かしていくこと」です。

例えば、それぞれが第1章を読み終わった段階で推理を進めていくことになるのですが、WEBサイトの設問について3人で話し合う時に

 

「え?そんなことになってたの?」

なんて驚きを味わうことができます。

 

3人それぞれの視点が違うので、あまり大事でないようなことが他のプレイヤーにとっては重要なキーワードだったりして、このコミュニケーションこそがスカイホープの醍醐味であって、一番面白いところです。

 

スカイホープのレビュー

 

前述したように「3人で読み進める」という斬新な発想と、WEB入力前の話し合いがめっちゃ面白いです。

ただし、3人必要(それ以下だと面白さが半減)だということと、思ったよりボリュームがなかったことに関しては少し残念なところです。

 

それでも2,160円という金額を考えればコスパ的には良いし、何より「自分で推理する」という感覚が非常に良かったです。

どちらかというと小説好きの方よりもリアル脱出ゲームが好きな方の方が楽しめると思います。

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