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アメリカの雇用統計によるFXへの影響とは?値動きの特徴と勝敗について

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FRB(連邦準備制度理事会)

 

FXを始める上で知っておくべきことのひとつ「指標発表」

日本に限らずアメリカやユーロ圏などほとんどの国で、その国の状態を示す指標の発表が毎日のように行われています。

この指標はそのほとんどが為替変動に関わり、中でも「アメリカ雇用統計」は市場のインパクトが高く、時に大きな為替変動を引き起こします。







 

雇用統計と失業率

 

アメリカ雇用統計は毎月第1週の金曜日に発表されます。

日本時間では金曜の22:30(夏時間は日本時間21:30)となります。

また同タイミングで失業率の発表もあり、ダブルで大きな為替変動を引き起こすことがあります。

 

雇用統計とは、簡単に説明すると「雇用情勢を示す指標」のことです。

FXにおいて雇用統計とは、一般的に「非農業部門雇用者数(NFP)」のことを指し「農業分野以外での政府や民間での労働者数」を意味します。

失業率は「労働意欲のある内の失業者の割合」という意味で「失業者÷労働力人口×100」で定義されます。

 

ともに事前にアナリストなどによる予測値が発表され、それよりもどのくらい高いか低いかでマーケットへのインパクト具合が変わってきます。

 

雇用統計が重要視される理由

 

アメリカの雇用統計は毎月、全世界で注視されています。

雇用統計はその性質上、景気の上下を率直に反映する指標です。そして、日本での日本銀行に相当するアメリカの連邦準備制度理事会(FRB)が雇用統計の指数を意識して金融政策を行うことが知られているのです。

 

アメリカドルは世界基軸通貨と呼ばれ、流通量も世界最大です。

ですからFRBの金融政策には全世界が注目するので、その最も大きなイベントである「雇用統計」が最重要視されているのです。

 

雇用統計発表前後のFXでの値動き

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雇用統計は重大な指標なので、発表後はドル円やユーロドルを初め、様々な通貨ペアで値動きが乱高下します。

多ければ200pips程度は1時間以内に上下します。窓を開けることも多々有ります。

 

具体的な値動きとしては、早くはその週の月曜日あたりから強く雇用統計を意識した動きをすることが多いです。

逆に指標発表1時間前のような直前では様子見のためにあまり値動きしなかったりすることもあります。



雇用統計時のトレードはどうするべきか?

 

これだけ世界から注目されている雇用統計ですから、「よ~しオレも!」という気持ちは分かりますが、雇用統計時のトレードは見送ったほうが良いですね。

 

FX会社では、雇用統計のような「事前に変動幅が大きくなる」と予想されるときは、スプレッドを大幅に拡大してきます。

ボクが利用しているFX会社では、雇用統計発表の1分前から通常ドル円0.3銭のスプレッドが一気に20銭まで跳ね上がります。約7倍です。

そして発表の1分後に通常へ戻ります。

 

ボクも雇用統計時のトレードは何度か参戦したことがありますが、そのほとんどで敗北を喫しています。

当たり前ですよね、ただでさえギャンブルトレードなのに、その上20銭ものハンデを背負わされればまあ勝てませんよ。

 

「どうしても雇用統計でトレードしたい」という方は、拡大したスプレッドが通常に戻るのを確認してからの参戦が良いと思います。

それでも世界各国のトレーダーたちがバチバチ火花を散らしながら戦っていますので、しばらくの間はボラティリティが高く、1分ほど遅れたとしてもそこまで出遅れることは無いと思います。

 

まとめ

 

アメリカ雇用統計は世界中で最も注目されている経済指標で、毎月第一金曜日の日本時間で21:30(冬時間は22:30)に発表される。

市場にインパクトを与えるのは発表された数値ではなく、アナリストなどが事前に予想した数値との乖離具合で決まる。

雇用統計時はスプレッドが大幅拡大するのでトレードをするには適していないが、もしそれでも参加したいのならスプレッドが通常に戻るのを待ってからでも遅くはない。

 

といったところでしょうか。

よくある「指標発表数秒前に両建てで仕掛ける」という手法は、拡大したスプレッドで簡単に狩られてしまうので、やるのならスプレッドが通常に戻った瞬間からの方が安全です。

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