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アップルの時価総額が100兆円越え!上位50社で世界の20%を握る事実とは

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アップル

 

iMacやiPhoneといった大人気商品によって創業者であるスティーブ・ジョブズの死の後も停滞することなく成長を続け、『成長神話』とまで言われるほどになったアップルはついに株価が世界1位となり、100兆円を超えました。

 

ハードウェアの減収をものともせず成長し続けるアップルの秘密とはいったい何なのでしょうか?

そして上位50社で世界の20%を握ると言われる株価ランキングの実態はどうなっているのでしょうか?

 

IT業界の特徴、そしてそこに投資が集まっている状況と共に解説していきます。







 

アップル

近年アップルはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を遂げています。

その成長を示す一つの指標として、株価がなんと世界1位になっています。

数値で言うと8700ドルを超えています。

 

そのほかにも、株価のランキング上位にはアマゾン・ドットコムやマイクロソフト、インテルなどのIT企業が他多数ランクインしています。

こうしたIT企業の台頭は昔からのものではなく、比較的近年の動きです。

 

この中でも特に成長著しいアップルの戦略には、『TED TALK』においてサイモン・シネック氏が提唱した『ゴールデンサークル理論』が関係していると言われています。

この理論においては、『なぜ』、『どうやって』、『何を』の順で伝えれば消費者に思いを伝えることが出来ると言われています。

多くの企業は順番を逆にして伝えてしまっているために、最後の『なぜ』となる自分の思いを伝えきれず、消費者の感情を揺さぶることが出来ないのだそうです。

 

それに比べてアップルは、正しい順番で言うことで熱意が伝わり、熱狂的ともいえるようなリピーターを獲得することに成功しているのだそうです。

これがアップル成功の秘密だと言われています。

 

IT業界

アップルに限らず、IT業界への投資は爆発的に増加していて、先ほども説明したように多くのIT企業がランクインしています。

以前はこういったことはなく、上位にいたのがマイクロソフト1社のみだった時期もあります。

 

世界株の時価総額もその動きにつられてかどんどん高まっています。

金融危機後に落ち込んだ株価は76兆ドルにまで高まり、そこからもIT業界の発展が読み取れます。

 

さらに、新興国の企業も躍進しつつあり、中国の電子商取引の企業なども台頭しています。

こういったIT業界の成長はインターネットや人工知能といった新技術を活用したビジネスに世界中から多くの期待が集まっているからです。

 

そして高株価は企業を成長させる要因となり、アップルなどでいえばアリババ集団傘下の『アリペイ』という決済方法をとりいれたことによりサービス部門が年にして20%という驚異的な成長を可能にしています。

このようにインターネットという繋がりをいかして互いに成長していけるのがIT業界の強みの1つと言えます。

 

世界でこうした進歩が進む中で、日本は動きから出遅れていて、IT企業がそこまで発展しているとは言えない日本では、以前はランキング上位に位置していたトヨタ自動車も衰退傾向にあります。



まとめ

今回は著しい成長をとげているアップル、そしてIT業界の台頭に隠された秘密について解説していきました。

アップルはハードウェアの減収にも関わらず、アップルストアを筆頭にするサービス部門を年20%という驚異的な速度で成長させ、成長神話を作り続けています。

 

2000年代初頭に「ドットコムバブル」がありましたが、バブル崩壊後も生き残った会社は時価総額50位以内に軒並み名を連ねています。

そして、なんとその上位50社でいまや世界時価総額の1/5を占めているのだから、いよいよIT業界に支配されつつあります。

 

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