ネクタイは男のたしなみです。
会社でもネクタイがバシッと決まっていればそれだけで仕事がデキる男に見えますし、結婚式の二次会やパーティーでもネクタイをうまく合わせている人がいるとカッコいいな~って思います。
人の第一印象は3~5秒で決まるとも言われています。
初めて会った方に「あの人のネクタイ曲がってる」と思われたらそれだけで少しだらしない印象を与えてしまうことでしょう。
ネクタイをかっこよく締めるにはコツがあり、特に逆三角形の下にできる窪み「ディンプル」をつくると、よりカッコよくネクタイが締まっているように見えます。
この記事ではディンプルをうまく作るコツについてシェアしていきます。
ネクタイの結び方についてはこちらのページを参考にしてみてください。
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ディンプルってなに?
画像のようなネクタイの結びめにあるこの窪み、これこそがモテネクタイを完成させるための大事なポイントです。
この窪みのことをディンプルと言います。
それではなぜこの窪みのことをディンプルと言うようになったのでしょう?
ディンプルとは英語で笑窪(えくぼ)のことで、ビシッと決めているスーツにあって少しチャーミングな一面を見せるための、いわばオシャレな手法なんです。
同じネクタイの結び方でもおめでたい席(慶事)にはディンプルを作るように結ぶことは多いですが、お葬式(弔事)には作らないのが礼儀作法となっています。
くれぐれもお葬式に行くときはディンプルを作らないように気を付けてくださいね。
ディンプルの種類
ディンプルには大きく分けて2種類あります。
ディンプルを中央にひとつだけ作るシングルディンプルや、ダブルディンプルといった左右に2つのディンプルを作るものがあります。
ただダブルディンプルは作るのに少し高度なのと、あまり見た目も(個人的に)好きではないので、シングルディンプルがオススメです。
ディンプルは、大きくて深いディンプルを作ることで一日中きれいなディンプルをキープすることができます。
折り目が小さいときれいなデザインをキープできないことが多く、ディンプルの深さをうまく調節することが大切です。
ディンプルを作るとネクタイが引き締まってスタイリッシュに見えることが特徴です。
またネクタイをより立体的・華やかに見せる効果がありますので、他の人と比べて「カッコいい!」となるんでしょうね。
ディンプルの作り方
きれいなディンプルの作り方は、ネクタイを締め上げる前に作るようにすることです。
結び目を胸元でゆるくまとめたときに作るようにするとうまく作れるようになります。
~作り方の順番~
1.ネクタイを巻きます。
2.胸元の位置で結び、結び目を整えて窪みを作る。
3.そのまま首元まで締め上げていき首元で調整します。
綺麗なディンプルをつくるコツですが、「少し深いかな」というぐらいの溝を作りしっかりと締め上げることです。
溝が浅いと時間が経過するにつれ段々とディンプルが崩れてしまいます。
また、ディンプルを作るときは人差し指で溝を作り親指と中指で抑えてあげると楽に作れます。
ネクタイをカッコよく締めるための3つのコツ
そして最後に、ネクタイをかっこよく締めるためのカンタンなコツを記載しておきます。
ジャストサイズのシャツを選ぶこと
人間の体はS/M/Lなどの3サイズでまとまっていません。寸胴な人もいれば手足がスラリと長い人まで様々です。
今ならオーダーメイドシャツでもそこそこ安いところもありますから、腕の長さなどもしっかり調節してもらいましょう。
特に大事なのが首回りです。
首回りが苦しいとボタンが締まりませんし、反対に緩すぎるとネクタイをしっかりと締めることができず、せっかく作ったディンプルが崩れてしまいます。
数年以内に発売されたネクタイを選ぶこと
むかしのネクタイは幅が広いことが多いので、どうしてもネクタイが幅を利かせてしまい主張しすぎてしまいます。
Yシャツとの相性にもよりますが、あまりネクタイの幅が広いとスタイリッシュに見えませんので、定期的にネクタイを新調することをオススメします。
ネクタイの先(剣先)がベルトの上に来る長さがベスト
ネクタイの長さが短すぎると胴長に見えてしまいますし、逆に長すぎると背広を着たときに、常に剣先が背広からはみ出てしまいカッコ悪いです。
ネクタイの素材や長さ・結び方によって剣先の位置が変わったりしますが、これはもう何回か練習するなりして自分なりの長さを見つけましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ネクタイのディンプルをつくるコツは「溝を大きく作りしっかりと締めること」です。
そのためにはYシャツの首回りがしっかりと合っているものをチョイスすることも重要です。
また、あまり幅の広いネクタイではなく、少し細めのネクタイを選ぶことも必要です。
これらのポイントをしっかりと抑えて、クールにそしてカッコいいモテネクタイを結べるようになりましょう!