MT4(メタトレーダー4)のスマートフォンアプリでは、PCほどではありませんが数多くの機能を使うことができます。
今回はトレードするうえで必須な
- トレンドライン
- サポートライン、レジスタンスライン
を表示させる方法について紹介します。
MT4アプリの使い方やその他のインディケータについてはこちらをご覧ください。
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トレンドライン・水平線の引き方や表示方法
スマホ版MT4アプリでは様々なオブジェクトをチャート上に表示させることができ、手順も非常に簡単です。
- 図形アイコンをタップ
- オブジェクトを選択
- チャート上で動かす
これだけでトレンドラインや水平線などを引くことができます。まずはトレンドラインを引いてみます。
図形アイコンをタップ
上記画像はスマホを横にした画面です。縦画面よりもこの方が見やすいですね。
左側のM1〜MNまでのメニューでは時間軸を変更することができます。今回使用するのは右側のメニューです。
下から3番目の●▲■が描かれているメニューをタップします。
オブジェクトを選択する
このようにたくさんのオブジェクトが表示されます。トレンドラインを表示させるには「/」を選んでタップします。
チャート上で伸ばしたり角度を変えることができる
このようにチャート上にトレンドラインを表示させることができました。
左側、真ん中、右側に支点がありますが、それぞれをタップしながら移動させることで、ラインの長さや角度・位置などを変更することができます。
なおトレンドラインをチャート上に表示させるときには以下のことを注意しておくと良いです。
トレンドラインの注意点
- 上げ基調のトレンドは下値を結ぶ
- 下げ基調のトレンドは上値を結ぶ
- 長いヒゲは無視する
- 実体のあるローソク足で結ぶ
- あまり神経質になりすぎると大きな流れを掴めない
削除するときは長押し
一旦チャート上に表示させたオブジェクトは長押しで削除することができます。
「削除」を選択すればチャート上からも削除されます。また図形アイコンメニューから削除することもできます。
新しいトレンドが始まったりして要らなくなったら消すようにしましょう。
他にもあるMT4アプリのオブジェクト
スマホ版MT4アプリでは他にもたくさんのオブジェクト機能が搭載されています。
水平線
水平線を引くことでサポート・レジスタンスラインが把握できるようになります。トレンドラインと同じくらい重要な役割を持っています。
垂直線
垂直線を引くことによってオシレータ系の指標とチャートがどのような相関性を持っているかを視覚的に確認することができます。
サイクルライン
サイクルラインは任意の幅で等間隔に垂直線を引くことができます。チャートにはリズムがありますし、時間足でサイクルラインを表示すればどの時間帯に動きやすいのかを把握することもできます。
等距離チャンネル
このようにトレンドラインのサポレジを表示させることも可能です。
同じ幅で上下しているチャートはいつかその波が崩壊し、その後は新しいトレンドを形成していくことが多いので、等距離チャンネルは非常に活躍します。
矢印も表示可能
オブジェクトには矢印も用意されています。FXの実戦日記などをしている方は是非使ってみてください。
スマホ版MT4アプリのオブジェクト一覧
このように様々なオブジェクトが用意されているMT4アプリ。
オブジェクトの一覧は以下の通りです。
ライン系オブジェクト
- 垂直線(縦線)
- 水平線(横線)
- トレンドライン
- アングルトレンド
- サイクルライン
- 矢印線
チャンネル系オブジェクト
- 等距離チャンネル
- 標準偏差チャンネル
- 回帰チャンネル
- アンドリューピッチフォーク
ギャン系オブジェクト
- ギャンライン
- ギャンファン
- ギャングリッド
フィボナッチ係数オブジェクト
- フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチタイムゾーン
- フィボナッチファン
- フィボナッチアーク
エリオット波動オブジェクト
- エリオット推進波
- エリオット修正波
図形オブジェクト
- 長方形
- 三角形
- 楕円形
MT4アプリの使い方やその他のインディケータについてはこちらをご覧ください。
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