春は新入社員の歓迎会が多くなります。
また、転勤や人事異動などで挨拶する機会もあって、上司が使える挨拶やスピーチなどが重宝されますね。
新入社員の歓迎挨拶にはいくつかの例があって、ポイントとしてそれとなく職場の紹介やこれから
「いっしょにやっていこう!」といった温かい励ましの言葉などが喜ばれます。
ぜひこのあとの内容を参考にして部下に人気のある上司を目指してくださいね^^
歓迎の挨拶の要点とは?
新入社員歓迎会は入社式とは異なって、部課内や支店、店舗内のうちわの歓迎会といったケースが多くなります。
そのため、スピーチも挨拶も形式ばったものではないほうが一般的でより身近に感じます。
新入社員は期待と不安が入り混じっています。緊張感もあって歓迎会でのスピーチや挨拶に対しても新人らしさが溢れています。
新入社員歓迎会での挨拶では3つの要点がポイントとなります。
①新入社員を迎える喜びを素直に表現すること
②雰囲気的に固くならないように気をつけること
③心に残るスピーチになるよう工夫する(著名人のエピソード などを引用するなど)
挨拶はお互いに信頼関係が生まれるように挨拶を心がけることが必要です。
いっしょに働いていこうとする新入社員に「やる気」が出るようなメッセージを送ることで、聞き手の心に響くようにすることが大切です。
歓迎挨拶のスピーチの構成について
新入社員の歓迎の挨拶でもスピーチでも、話しの中の構成をしっかりと組み立てることで、何をいいたいのかがわかってきます。
挨拶の構成では
①新しい社員として歓迎している点
②簡単な部署の説明
③期待と援助、支援への意志を現すこと
この3点をアレンジしながら自分なりにつなげることで、歓迎会のスピーチにふさわしい挨拶になります。
次にスピーチ例を用意してみました。
スピーチ例 営業部
新入社員のみなさん、あたらめましてご入社おめでとうございます。営業部の○○と申します。
営業部は我が社の中でも一番自己成長できる場ではないかと自負しております。
我が社は一昨年から売り上げも急成長してきた会社で、営業部としても活気に満ち溢れています。
勢いのある若い新入社員の活躍する場所としては最高の場所ではないでしょうか?
活躍の場としては、終電ギリギリの残業や休日出勤などもときにはあります。
ベテラン社員ですら愚痴をこぼしたいときもありますが、若いうちからそれを経験しておくことで、ほかのどんな部署に配属されたとしてもどのような困難にも打ち勝つ力がつくのではないでしょうか?
また、新入社員としては、「職場の仲間とうまくやっていけるかどうか?」ということもひとつの悩みとなることもあろうかもしれないです。
しかし、そのような悩みは誰でも抱えている悩みです。仕事に対してはとても厳しい先輩たちも、ときには兄になったり、姉になったりと心打ち解けあう機会も多いです。
何でも「自分だけで解決しない」ということを心がけて遠慮せずに相談することが必要です。
仕事に関しては、最初からうまくいくものばかりとは限りません。
失敗やミスなどはつきもので最初から完璧にできる人などはないということです。
新人のうちにどんどん質問して、失敗を重ねていくのもよかろうかと思います。
新人のうちに失敗を重ねていくうちに、ベテランになったときの大きな財産となるのではないでしょうか?
20代のうちの苦労はその後の人生にも大きく影響してきます。
今のうちの営業スキルを磨いて、大きく育ってほしいと願っています。
大切なことは今の気持ちを忘れないで活躍してほしいということです。何ごとにもやる気をもって挑戦していけば、必ず道は開けてくるでしょう。
歓迎会での上司の挨拶
歓迎会の挨拶のポイントとしては、上司として「厳しい口調でいくか」それとも「和やかにいくか」がポイントとなってきます。
歓迎会は「和やかな雰囲気」がもとめられるので和やかな雰囲気をつくり出すことも大切なポイントとなります。上記スピーチ例はあえて固めの内容にしてみました。
上司が挨拶のポイントとして話しの中に盛り込んでいく内容としては
①職場がどんなところか
②社会人として何を求められているか
③仕事をして将来的なメリットとして何があるか
④見た目との違い
⑤新人への期待感の表明
を盛り込み、全体的にはなるべく肩ぐるしくならないように、温かいムードづくりを意識しながら挨拶をしましょう。
あ、でも最近の新入社員には「おやじギャグ」は通用しませんよ(経験談 笑