前回は高尾山の登山ルート基本編をお送りしました。
基本ルートは「初めて高尾山に登る方」や「あまり大きくないお子様」たちと登るにはもってこいの登山ルートでした。
今回の記事は少しマニアックな内容で「こんな登山ルートもあるんだ!」と思ってもらえるようなルートをチョイスしてみました^^
今年はぜひ全ルートを制覇したい!
と思っている方必見ですよ♪
ドキドキのつり橋4号路
高尾山の自然研究路4号路は全長約1.5kmの登山コースです。
所要時間上り50分、下り40分でつり橋(みやま橋)があることでも有名です。
みやま橋は記念撮影にも使われている人気のコースのひとつです。
通りかかったら是非1枚パシャリ!と記念撮影したいですね♪
吊り橋というとその不安定さから、ゆらゆらと揺れて怖いんじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、ここのつり橋は大して揺れません!
そういった意味では安心です。
温帯林系の樹木が茂るコースで、イヌブナ、モミの林が続きます。
途中いろはの森に出て日影沢に下りていけます。
林の中を抜けて昼間でも暗いですが、天気のよい日は森の西日が差し込んで木漏れ日が美しいです。
「つり橋は渡ってみたいけど少し脚力に自信がないな~」
とう人はケーブルカーを使ってショートカットしちゃいましょう。
ふもとのケーブルカーを使うと一気に2号路まで行けますので、2号路を右回りに進むとすぐに4号路へのルートが見えてきます。
マニア向けの6号路
高尾山6号路は、岩屋大師や琵琶滝などもあって大変人気のコースです。
歩行時間は約1時間30分、歩行距離は3.6km、標高差は400mのコースです。
6号登山コースでは塗れたすべりやすい岩の上や水辺を歩くこともあります。
そのため滑りにくいトレッキングシューズなどを履くことをおすすめします。
デコボコの岩を避けながら歩いたりするので、高尾山の登山ルートでも難易度は高いほうです。
ですのでお子様と一緒に行かれる際には、小学校高学年ぐらいになってからのほうが良いかもしれません。
また6号路ではいったん登り始めると山頂に到着するまでは自販機や茶屋などはありません。
十分な水や休憩中に消費したカロリーと摂るためのおやつなどは持参していくと安心です。
本格的な高尾山・陣馬山コース
高尾山から出発して全長18.5kmも距離がある本格的なコースです。
登りも下りも少なく非常に歩きやすいコースとなっていますが「かなり長い」です。
目安は約5時間30分とありますが、実際には7時間は見たほうがいいです。
ですので、事前に休憩ポイントとその分の食料なども考えていたほうが良いですね。
おすすめは、
1.まず高尾山山頂で早めのお昼休憩(10~11時くらい)をして6号路に挑戦。
2.城山山頂、小仏峠を通過して一気に景信山山頂へ(13~14時くらい)。
3.1~2回休憩を挟みながら16時頃には陣馬山山頂へ到着する
ぐらいの余裕をもって挑みたいルートです。
陣馬山の山頂からは360度の素晴らしい展望が望めます。
そして写真のような白馬が待ち構えています。
茶屋も3件あって解放感のあるテラスで優雅な食事を楽しむことができます。
帰りはそのまま陣馬山を下るルートとなります。
下山すると陣馬高原バス停がありますので、そのまま高尾駅まで戻ることができます。
バスの発着時間ですが、いずれの時間帯も「25分」に来ると覚えておきましょう。
そうです、1時間に1本しか来ません。
ただ平日・土日問わず20時台まで運行していますので、もし乗り過ごしたとしてもバス停で1時間ほど待てば次のバスが来ますので、しばし自然と戯れて待ちましょう^^