前々から楽しみにしていた映画「SCOOP!」が2017年3月にDVD化され、Amazonビデオでも視聴できるようになっていたので早速観てみました。
前置きなしに「ひさびさに面白い邦画」でした!
以下、なるべくネタバレなしでSCOOPの感想・見どころをまとめていきます。
映画「SCOOP!」
SCOOP!は2016年10月に公開された福山雅治さん・二階堂ふみさんW主演の映画で、1985年のテレビドラマ「盗写 1/250秒」が原作となっています。
ちょいエロなシーンもあることからPG12指定の作品となっています。
簡単なあらすじ
あらすじでもネタバレ要素になりますので、もし情報ゼロで観たい方は読み飛ばしてくださいね。
一応読んでも大したことないレベルに抑えておきます。
芸能スキャンダルを専門とするフリーカメラマンの都城静(福山雅治)は借金や女にまみれた生活を送っていたが、ある日ひょんなことから、週刊SCOOP!新人記者の行川野火(二階堂ふみ)とコンビを組まされることになる。
都城静の破天荒なスクープ記事の撮り方に納得のいかない行川野火であったが、次第にコンビとしての能力を発揮していく。
出演キャスト陣
SCOOP!のメインとなる出演キャスト陣です。
最近は映画を見過ぎたせいもあり、俳優の演技力にすごく目が行ってしまいますが、SCOOP!のキャスト陣はホント演技力も高く、見入ってしまいました。
福山雅治
フリーカメラマン都城静(みやこのじょう しずか)役を演じています。
昔は数々のスクープを撮った伝説的カメラマンでしたが、現在は芸能人のスキャンダルを追うパパラッチとして活動しています。
自堕落な生活を送っている演技がハマり役で、福山さんは本当にこんな生活を送ってるんじゃないかとさえ思わせます。
二階堂ふみ
写真週刊誌「SCOOP!」の新人記者、行川野火(なめかわ のび)役を演じています。
もともとはファッション系に興味があったんですが、流れ流れてスキャンダル記事の記者へ。
服装などはイマドキの女子という感じですが、正義感が強く怖いもの知らずなところがあります。
そして何より可愛いです♪
吉田羊
写真週刊誌「SCOOP!」の副編集長、横川定子(よこかわ さだこ)役を演じています。
男勝りな性格で、バリバリのキャリアウーマンです。
都城静とは昔からの付き合いがあり、行川野火とコンビを組ませたのも定子の指示です。
滝藤賢一
写真週刊誌「SCOOP!」の副編集長、馬場(ばば)の役を演じています。
主に袋とじのグラビアページを担当しており、定子のジャーナリズム魂を否定(読者が求めているのはグラビアやラーメン特集などと思っている)。
定子と並んで次期編集長候補と噂されています。
リリー・フランキー
都城静の友人、チャラ源(ちゃらげん)役を演じています。
常に酔っ払っているのかラリっているのかわかりませんがフラフラです。
そのぶっ壊れぶりは半端なく、福山雅治同様に「本当はこういう人なんじゃないか、いつも通りのキャラを演じただけなんじゃないか」と思わされるほどです。
SCOOP!の見どころ
この作品の見どころはなんといっても出演キャストの演技力です。
キャスト陣の説明にも記載しましたが、とにかく福山さんとリリーさんの演技がすごい!
あくまで素人の意見ですが、難しい演技というのは泣いたり悲しんだりする演技ではなくて、笑う演技だと思うんですよね。
福山さんとリリーさんは親友の設定でとても仲が良い振る舞いをするのですが、それがとても自然でこの二人は本当に毎日飲みに出かけてるんじゃないかと思わせます。
演技力だけでなくストーリーも秀逸です。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、スクープ映像を撮るためにそこまでやるのか!と思ったり、撮れた写真も「フライデーやSPAで見たことある」ような写真で、週刊誌で見るあの写真にはこんなストーリーがあったりするのかな?なんて考えたりします。
そして物語終盤の「まさかの展開」にはビックリしました!
映画「SCOOP!」の感想まとめ
いかがでしたか。
ボクは海外ドラマや映画などを年間200本近く観ていますが、最近はもっぱら洋画ばかり観るようになっていました。
というのも、日本人はもともと感情をストレートに押し出す国民性ではないので、実際の演技を見ても引き込まれないことが多かったんですよね。
でも今回のSCOOP!を観て考え方が180度変わりました。
邦画は「シリアス・サスペンス系は面白いけど、コメディタッチは面白くない」というのが持論でしたが、これからは邦画でもいろんなジャンルを観てみようと思わせる作品でした。
以上、「映画SCOOP!を観た感想」についてでした。