ドラゴンクエストⅪでまさかの復活をした「ふっかつのじゅもん」
自分のセーブデータもふっかつのじゅもんを使用することである程度同じところから再スタートすることができたり、過去のふっかつのじゅもんを入力することで有利にゲームを進めることができる、といった遊び心満載のシステムです。
ということで、過去作で有名だったふっかつのじゅもんを実際にDQ11で使うとどうなるのか、色々と調べてみました。
まずはメジャーなところから
ボクが未だに覚えているふっかつのじゅもんで一番メジャーなのがこれですね。
「ゆうてい みやおう きむこう ほりいゆうじ とりやまあきら ペペペペ…」
まずはこのじゅもんからチャレンジしてみます。
- 名前:もょもと Lv:18
- HP:125 MP:63
- 所持金:2767G
- だいじなもの:ふくびきけん
- じゅもん:ホイミ、リレミト
懐かしの「もょもと」さん降臨です!
いきなりレベル18からの無双スタートができます。
だいじなものに「ふくびきけん」がありますが、ふくびきをするにはそのまま「つかう」で出来ます。
星や月、太陽などのマークがスロットのように3つあり、うまく揃えることができれば景品をもらうことができます。
ちなみにふくびきけんは「何度やっても無くならない」ので、ふくびきし放題です。
ちなみに4等(ハートが3つ)で4G、1等(星が3つ)で300Gもらえました。
装備はデフォルトですね。
こちらのリアル装備も人気ですw
地名(東京・名古屋・大阪・北九州)
続いては「地名シリーズ」
「とうきよう なごや おおさか きたきゆうしゆう」
これもメジャーですね。出来上がったのはこちら。
- 名前:よまもよ Lv:8
- HP:44 MP:25
- 所持金:3213G
- だいじなもの:なし
- じゅもん:ホイミ
もょもとを弱くした感じですが装備が充実しています。
カメのこうら・はがねのよろいでガチガチに固め、はやてのリングで素早さを上げているので、序盤はほとんどの敵の攻撃を無効化できるでしょう。
当時の最強パスワード
次はレベルMAX・ロト装備という初代ドラクエでは最強だったじゅもんです。
「いおねよち とぬろぼれわぐ ざあるぎご わこぐ」
- 名前:きすまみ Lv:10
- HP:56 MP:29
- 所持金:6553G
- だいじなもの:おうじょのあい、しのくびかざり
- じゅもん:ホイミ、リレミト
だいじなものが2つありました!
「おうじょのあい」を使うと初代ドラクエの王女さまからの・・・、秘密にしておきますww
「しのくびかざり」は岩山の洞窟で見つかったという不吉な首飾りという説明が書いてありますが、特に効果は見られませんでした。
ステータスはそこまで良くない「きすまみ」ですが、装備は非常に豪華です。
さんぞくのサーベルは攻撃力+30、シャドウエッジは攻撃力なんと+49です。
続いてDQ2の最強じゅもん
いきなりロンダルキアにレベルMAXで乗り込める(というかすでにロンダルキアにいる)最強じゅもんです。
DQ11ではどうなるのか?
「こゆわ るめむ すじぐが れろぱ むゆほ らべにぜ ぶぽべ あきい きりくす ずふべ そのた らわぷそ ずびぐ つらひ きびたふ へ」
- 名前:はにまる Lv:10
- HP:56 MP:29
- 所持金:4836G
- だいじなもの:ふくびきけん
- じゅもん:ホイミ、リレミト
あれ?意外とパッとしませんでした。
持ち物は回復系で特にこの時点で「せかいじゅのは」があるのは助かりますね。
堀井雄二さんリスペクトじゅもん
次はこのじゅもんを検証してみます。
「ほりい ゆうじ えにつく すどら ごくえ すとだよ」
これが最強だったら堀井雄二さんはリスペクトされすぎですね。
- 名前:おっ°て Lv:15
- HP:98 MP:50
- 所持金:4322G
- だいじなもの:おうじょのあい、しのくびかざり
- じゅもん:ホイミ、リレミト
意外と強かったww
でもだいじなものに初代DQへの愛が感じられますし、堀井雄二さん無くしてはドラクエシリーズもなかったのかと考えると最強じゅもんでも良かったかもしれないですね。
持ち物には、特にこれといったものはありませんでした。
ドラクエ11ふっかつのじゅもんまとめ
いかがでしたか?
今回試した5つのふっかつのじゅもんは全てスタート地点でした。
個人的な見解ですが、今回のこの試みは「昔はDQやってたけど最近のゲームは複雑でよく分からんのよね」といったアラフォー世代に向けたものなんじゃないでしょうか。
ゲーム離れ(特に据え置き型)が叫ばれている今、コアユーザーだけでなくしばらくゲームから遠ざかっていたユーザーにもドラクエを楽しんでもらおうという、そんな気持ちがこの「ふっかつのじゅもん」にはあるような気がしてならないです。
ロトエディションの仕掛けしかり、ドラクエには「ゲーム好きたちが集まって作ったゲーム」というような一種の愛を感じますww
最近はやれ「売るための戦略が」とか「課金システムが」なんて、ゲームがお金儲け中心で製作されているような気がしてならないんですよね。
まあ仕方のないことではあるけれども、ゲーマー側としてはとても残念なことです。
今回のドラクエのような「細部にゲーム愛を感じる」ゲームがこれからもたくさん発売されてヒットしていくことを願うばかりです。