アクションスターとして50年以上活躍してきたジャッキー・チェン氏が引退するとのニュースが!
昭和生まれなら誰もが知っている大スターも今や63歳。
確かにジャッキー=アクションのイメージが強いだけに、歳を考えればさすがにムリはきかないだろうな~と思いながらニュースを読んでみました。
以下、「ジャッキー引退の真相」と彼が出演している代表的な映画をまとめてみました。
引退するとは断言していない
事の発端は「ラッシュアワー4」制作についてのインタビュー。
記事を読んでみると「自分はもう若くない」「今のアクションスターは特殊効果に頼りすぎている」といったコメントが載っているだけ。
別にジャッキーが公式に引退を表明したわけではないんですよね、ホッとしました。
これだけで「引退」とするのは少し大げさな気がしますが、さすがにアクション映画への出演はあっても数回でしょうし、ラッシュアワー4もクリス・タッカーの出演自体まだ決まっていないそうなので、このまま引退ということもあるかもしれませんね。
ジャッキー・チェンの出演映画
実はジャッキー・チェンはブルース・リー主演の「ドラゴン怒りの鉄拳」や「燃えよドラゴン」にも出演していたんですよね。
今から45年も前ですから、まだ十代の頃ですね。
その後紆余曲折しますが、ブルース・リーのようなシリアスな映画路線から脱却し、コミカルな動きとコメディ要素を取り入れた「スネークモンキー 蛇拳」「ドランクモンキー 酔拳」がヒットし、その後数々の映画に出演・監督業もこなすようになりました。
代表的な映画作品は以下の通り。
キャノンボール
北米大陸をカウンタックやランボルギーニなどスーパーカーで横断するという映画。
ホントただそれだけなんですが、道中ライバルたちが仕掛けてくる罠や警察とのやりとりがとっても面白いんですよね。
プロジェクトA
香港警察と海賊の戦いを描いた映画です。
ジェッキー・チェン、ユンピョウ、サモハン・キン・ポーがさながら三銃士のようなカッコよさで、何度も再放送を観た記憶があります。
スパルタンX
プロジェクトAの3人が再び集結!ファミコンゲームにもなったので覚えている方は多いでしょうね。
3人それぞれの決闘もあり、特にラスボスとの対決(元アメリカンキックボクシング世界王者)はジャッキー自身が自著で「ナンバーワンの対決」であったと語っています。
ポリス・ストーリー
巨大麻薬組織と香港警察のジャッキーが戦うポリスアクション映画。
山の斜面を猛スピードで下っていくカーチェイスは見どころ!次々と小屋をぶっ壊していく様はPS4のアンチャーテッドさながらの大迫力です。
レッド・ブロンクス
全米興行収入初登場1位を成し遂げた、ジャッキー・チェンという名前を世界に轟かせた作品です。
本作をきっかけに次に紹介する「ラッシュアワー」で本格的な全米へ進出していきます。
ラッシュアワー
アメリカ国内だけで興行収入1億ドルを達成した大人気映画です。
クリス・タッカーとの駆け引き?が絶妙でコメディ要素満載ながらアクションも健在で、今観ても飽きない作品です。
3まで公開されており、冒頭でもお話ししましたがジャッキーの中では4の構想もあるそうです。
ベスト・キッド
1984年につくられた映画のリメイク版。
ジャッキーが師となってジェイデン・スミス(お父さんはウィル・スミス!)演じるいじめられっ子の少年ドレにカンフーを教え、成長していく物語です。
マジメなジャッキーが観られる(?)数少ない作品です。
まとめ
ジャッキー映画で欠かせないのが「エンドロールのNG集」
特にプロジェクトAの最後では有名な「25mの時計台落ち」のNGシーンが収録されていて、当時観た時は衝撃を受けたのを覚えています。
他にもレッド・ブロンクスでは足を骨折しているにもかかわらず、撮影を続行するためにギプスの上から靴が描かれた靴下を履いたりと、「よりリアルなアクション映画をつくるための執念」には脱帽です。
ほとんどの指を骨折し、またほとんどの関節を脱臼した経験があるそうで、まさにクレイジーなジャッキー。
でも、だからこそ本気度が画面から伝わってきて、彼が出演している映画には惹きこまれるんでしょうね。