ボクは仕事柄アフィリエイトに興味がある方にちょくちょくレクチャーをすることがあります。
友達や昔の会社の同僚だったりするので基本的にお金はいただきませんが、お礼としてたまにご飯を奢ってもらったりしてます。
もちろん無料とはいえ、その内容は自分としては全力で指導していて、そのお陰か少しずつ利益も出て来て、さらには楽しく記事を書いてくれています。
この「楽しく記事が書ける」ってのがアフィリエイト初心者には非常に重要でして、ボクが今まで見てきたアフィリエイト初心者のほとんどが「記事を書くのが苦痛」で、50記事どころか?10記事も書けずに離脱していってしまうんですよね。
でも無理もないです。全く手応えがない状況で数十記事を書くのって正直苦行です。
少しでも手応えがあればいいんですが、初心者が知識ゼロから始めれば結果がついてこないのは当たり前です。
そんなアフィリエイト初心者で、まさにいま脱落しかけている方がもしこの記事を読んでくれていたなら是非実践してもらいたいことがあります。
それは「記事の執筆を一度プロライターさんに依頼してみよう」といった内容です。
以下、具体的なやり方について説明していきます。
初心者が多少勉強しただけで成果が上がる甘い世界ではない
ボクは現在アフィリエイト事業を主とした会社を経営しています。
いまでは何とか生活費の捻出くらいはできるようになりましたが、ここにくるまでは相当勉強しましたし、多額のお金も使いました。
月に100万円以上の広告費をかけたり、記事の外注も広告費同様に100万円くらい突っ込んでいます。
そんなこんなで辛い時期をなんとかやり過ごし、アフィリエイトを始めてから約2年が経過した頃、ようやく生活ができるようになってきたレベルです。
そんなボクが2年間の経験を通じて感じたことですが、初心者が片手間レベルでアフィリエイトをしようと思っても世の中そんなに甘くないってことです。
よくある「副業で月10万円」とか「1日30分で簡単に儲かる」など響きの良い言葉を聞きますけど、あれ全部「情報商材を買わせようとしている」だけですからね。
確かにアフィリエイトのノウハウをしっかりと持っていれば1日30分でもなんとかなる可能性もありますが、それでも可能性のお話です。
おそらくこの記事を読んでくださっている方の中には、前述したような「誇大広告」に乗せられてしまった方もいらっしゃるのではないかと思います。
でもせっかくアフィリエイトという面白い世界に飛び込んだのだから、これからしっかりと学んで稼げるようになれば良いと思います。
そのためには「基本」をしっかりと身につけることです。
アフィリエイト基本の「き」
アフィリエイトは、まず「誰かに自分が書いた記事を読んでもらう」ことから始まり、様々な商品の紹介などをして申し込んでもらえたら広告主からバックをもらうシステムです。
流れとしては
- 悩みや疑問を抱えたユーザーがググる
- その検索キーワードに対してドンズバの答えを提供する
- 悩みや疑問を解決するためにユーザーが商品を申し込んでくれる
となります。
もちろん色々な手法がありマネタイズの仕方は多岐に渡りますが、基本概念は「悩みや疑問を解決する」ことだと思います。
ですから、ボクらアフィリエイターが実践すべきことは
- ユーザーがどんな検索ワードで調べているか
- その検索ワードにはどんな思いが秘められているか
- 検索して訪れたユーザーが満足できる記事を書いているか
やれブログデザインだとか、被リンクは何本つけたらいいんだとかそんな事は後回しというか、やりたい人はやればいいわけで「アフィリエイトの基本」をしっかりと理解して実践できれば結果は自ずとついてきます。
でもこの基本を実践することがアフィリエイト初心者には非常に難しいんです。
ボクはこの2年間、多くの情報商材を購入してきましたが、正直言って「全てハズレ」でした。
役に立ったことも多少はありますが根本的な解決には至らず、売れているサイトや有名なブロガーさんやライターさんの真似をすることでようやく利益が上がるようになりました。
ただ、この方法はあまりお勧めできません。
なぜなら「膨大な時間がかかるから」です。
真似をすると言っても最初はサル真似レベルです。
もちろん文章をパクるなんてもってのほかですが、初めのうちは同じように違うジャンルのことを書いてもなかなかうまくいきませんし、それこそ相当数をこなさないと上達するのは難しいです。
ライティングのプロから基本を学ぶ
そこでまずアフィリエイト初心者の方に実践してもらいたいのが「プロライターさんに記事執筆の依頼をしてみる」ことです。
(ライティング同様に重要なのがキーワード探しですが今回は触れません)
初心者の方だと「誰を見本にしたら良いかも分からない」と思いますので、この際思い切ってプロライターさんにお願いしてしまうのが手っ取り早いってことです。
「書くのが仕事」ですから執筆のスピードも物凄く、テーマや文章量によっては1日で10記事近く上げてくる方もいて、しかもその文章はウィットに富んでいてかつ簡潔に分かりやすく仕上げてくれます。
プロライターへ依頼する手順
それではプロライターさんへ依頼する手順についてです。
といっても確実にプロの方に依頼できるわけではなく、「プロの方以外をふるいにかける」という言い方のほうがしっくりくるかもしれません。
(少し失礼な言い方になってしまいますが)
ライターさんへの依頼は人脈がある人でもない限り基本的にはネットを介して行うと思うので、相手がどのレベルの記事を書いてくれるかわかりません。
ですから「プロの方やライティングをメインに仕事をしている方」を意識した募集をかけると良いです。
比較的簡単に募集をかけられるのが以下の2社ですね。ボクも良く利用させてもらっています。
- クラウドワークス
- ランサーズ
募集のかけ方はググっていただくとして、重要なのが「募集要項」です。
ブログライティングというと上記2社の場合、平均的に文字単価@0.5円ぐらいが相場ですが、これだと素人さんしか集まりません。
なので文字単価は最低でも@1円、できれば@2円はお支払いしましょう。
このくらいの単価だとプロライターさんもやる気が出てきて応募の可能性がグンと増えてきますが、もちろん中には「自称プロ」もたくさん混じっています。
そこで以下の項目を募集要項の必須条件として記載しておきます。
- 過去にワードプレスへの投稿経験がある方
- リード文を100文字以上入れてください
- 各見出しにhタグを入れてください(必要に応じてh3も)
- 納品はWordでお願いします
これだけでかなり絞り込まれるはずです。
クラウドワークスやランサーズでライティングの募集をかけると分かりますが、上記文面を理解出来ない方が非常に多いです。
もちろんそういう方はプロライターではなく、ネットに落ちている情報をリライトする程度のスキルの方がほとんどです。
逆に上記内容を理解している方はプロライターの可能性がかなり高く、ボクの経験上ではコピーコンテンツなどではないしっかりとしたオリジナルコンテンツを納品してくださいます。
募集のタイトルは「プロの方歓迎!美容に関するブログ記事作成(3000文字以上/文字単価@2円)」などにすれば良いかと思います。
そして実際にお願いをする方にはタイトルのキーワードだけお伝えします。
進めているジャンルにもよりますが、たとえば「仕事中 眠くなる なぜ」くらいでもプロライターさんなら素晴らしい内容の記事が上がってきます。
上がってきた記事を何度も読み返す
プロライターさんに書いてもらうことが出来たら、今度は納品された記事を何度も何度も読み返してみましょう。
「仕事中 眠くなる なぜ」のキーワードであがってきたタイトルの文面はどうか、そのタイトルに対してのリード文はどう繋がっているのか、各見出しはどういう内容で結論に導いているのか、改行のルールはどうしているのかなど、本当に勉強になります。
その上で記事を投稿し、しばらくしたらご自身で投稿した記事と比較してみます。
グーグルアナリティクスを入れていれば、ページ毎の検索流入数や滞在時間などがわかります。
納品してもらった記事の方が結果が良ければ、それを参考にして記事を書いていけば良いし、そうでないならまた違うプロライターさんを探してみるのもひとつの手です。
そして何より「使った経費がムダにならない」というのが非常に大きいです。
自分のサイトに記事をアップすることで、それはすなわち「資産」でもあります。
まとめ
今回の内容はボクが普段ライターさんに記事を執筆依頼をする時に使うテクニックを少しカスタマイズして紹介してみました。
アフィリエイト初心者に向けた記事ではありますが、最低限の知識(ワードプレスやグーグルアナリティクスなど)は持ち合わせていることを前提条件としています。
アフィリエイトを始めたけどなかなか成果が上がらない
今まで独学だったけどそろそろ本格的に勉強していきたい
といった方はぜひ実践してみてください。