室内犬を飼いたいけど部屋のスペースが無くて…
ペットサークルを購入しようと思ってるけど犬が成長したら手狭にならないかな?
とお困りのあなた、犬を飼うなら「自作サークル」がとってもオススメですよ♪
自作サークルならコストも安上がりになるし、ワンちゃんの成長に合わせてサークルの大きさを変えることできます。
そして何よりも「部屋のスペースを有効活用することができる」んです!
今回はボクがDIYしたペットサークルの作り方を紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
自作ペットサークル用に用意したモノ
今回用意した材料はこちらです。
- カラーマット(300*300)×2
- スチールラック棚板(900*600)×2
- スチールラック ベース支柱×8
- スチールラック用サイドバー(600)×4
- スチールラック用サイドバー(900)×2
- カスタムペットサークル(扉付き)×1
- カスタムペットサークル(600)×2
- カスタムペットサークル(900)×2
- インシュロック(100本入り)×1
それぞれ解説していきます。
カラーマット
フローリングだとワンちゃんの足腰に良くないので床にはカーペットなどを敷いておくと良いですね。
カラーマットはパズルのように組み合わせることができるので、サイズを自由に変えることができます。
また汚れた場合もその部分だけ洗濯、または交換ができるのでおススメです。
スチールラック棚板
今回はペットサークルの骨組みをスチールラックで組み立てていきます。
その天板として使用します。
スチールラック ベース支柱
骨組みの支柱となる部品です。
合計8本用意しました。
スチールラック用サイドバー
アイリスオーヤマ メタルラック ポール径25mm サイドバー 幅46㎝
スチールラックの下部を繋ぐための部品として使用します。
支柱が8本なのに対してサイドバーが4本(サイズ違いが2本ずつ)なのは後ほど説明します。
カスタムペットサークル
サークルを囲むための部品です。
100均のネットを代用することもできますが、扉部分はカスタムペットサークルを使用したほうが使い勝手が良いです。
実際に作っていきます
それでは、ここからは自作ペットサークルの作り方を、写真を交えて解説していきます。
まずはスペースの確保から。
この部分にペットサークルをつくっていきます。
最初にカラーマットを敷き詰めていきます。
300mm×300mmなので、3×6で並べました。
続いて支柱を作っていきます。
サイドバーをつなぎ合わせ、同じものを2組作ります。
スリーブ(黒いキャップのようなもの)は一番下段にしておきます。
次に作った2組をさらにサイドバーでつないでいきます。
こんな感じですね。
タテとヨコのサイズが違いますが、今回ボクが用意したのは600サイズ(4本)と900サイズ(2本)です。
部屋のスペースに合わせて購入するスチールラックの本数も決めていきましょう。
同じものをさらにもう1組つくります。
これで骨組みの完成です。
中央部分には扉を付ける予定なのでその分の隙間を開けておきます。
天板を取り付けます。
この段階で天板を取り付けることで安定してサークルづくりをすることができますが、このあとの工程が少し面倒(天板が邪魔)になるので、あとで取り付けても問題ありません。
壁側のケアをします。
このようなプラスティックの板などがあれば、壁とサークルの間に挟み込んでおくと、壁に傷がつかなくて済みます。
また、サークルをグルッと囲むようにカスタムペットサークルを付けても良いです。
こんな感じで囲んでおきます。
いよいよカスタムペットサークルを取り付けていきます。
取り付けには結束バンドを使います。
グルッと囲んでいきます。
ペットが幼くトイレのしつけなどが完了していない場合は、このようにサークルを小さくすることで行動を制限して、トイレの失敗を少なくするようにできます。
一通りできたら結束バンドの余分なところをハサミでカットします。
自作ペットサークルの完成!
ここまでにかかった時間は1時間ほどです。
特に難しい作業は無く、また専用の道具や力なども必要ないので、女性の方でも比較的簡単に作れると思まいます。
それでは完成形です。
大きさは900mm×1800mmと、ちょっと大きめのペットサークルになりましたが、前述の通りサイズはいくらでも変更が可能です。
ペットショップなどで売っているサークルは木枠で出来ているのでサイズ変更が困難です。
また部屋の間取りによっては合わないことが多く、自作してしまった方がスペースを有効活用することができます。
また、サークルを置くことで部屋が手狭になってしまう場合も、天板を取り付けることで「サークルの上に収納をつくれる」のでモノを置くことが可能です。
ペットシーツやフードなどを置いておくと便利ですね。
ただし支柱を繋いでいるサイドバーは3本なので、あまり重いものは載せない方が賢明です。
使用していて気付いたこと
しばらく使用していて気づいたことがいくつかありますので、こちらも併せて参考にしてみてください。
カラーマットの下に防水シートを敷く
カラーマットの連結部分には隙間ができますので、お水やおしっこなどが隙間から床へ流れていってしまうことがあります。
ですので大き目の防水シートを下に敷いておくと良いですね。
スチールだから噛み癖がなくなる
市販のペットサークルは枠が木製なので、仔犬にとって格好の「噛む場所」になります。
ですがスチールラックなので噛んでも壊されることがありません。ワンちゃんの歯が心配になる方もいると思いますが、うちのワンコたちはむしろ噛んで良い場所と悪い場所を覚えてくれました(個体差があります)。
必要なくなったら本棚などに
仔犬から成長してバリケンネルを部屋の片隅に置くだけで良くなってきたらカタチを組み替えて本棚などに変更することができます。
天板部分は新調しないといけないですが支柱は使いまわしが出来るので便利ですね。
自作ペットサークルのまとめ
今回のDIYでかかった総額は2万円強です。
市販されている標準的なサイズのペットサークルは15,000円ほどなのでそれよりは高くつきますが、
- 900×1800という大きなサイズ
- どのようなサイズにも変更が可能
- ペットサークルの上に荷物が載せられる
という点を考えれば「自作ペットサークル」はアリなんじゃないでしょうか。
これからペットを飼おうと検討されている方は是非チャレンジしてみてくださいね。