今や多くの人が持っているハンドスピナー。
知り合いが持っているのを見て気になっているという人もいるかもしれません。
そんなハンドスピナーですが、長時間回転することが特徴です。
それはハンドスピナーが精巧に作られているため。
ではハンドスピナーを使っていく中でメンテナンスを行う必要はあるのでしょうか?
また、メンテナンス方法はどういったものなのかまとめました。
・ハンドスピナーはメンテナンス必要?
実はハンドスピナーに定期的なメンテナンスは必要ありません。
むしろメンテナンスはしない方が良いです。
ハンドスピナーを使っていると、だんだんと回転が悪くなることがあります。
そこで中心のベアリングにオイルをさすといった人がいます。
しかしこれは逆効果。
オイルがベアリングの回転に影響を及ぼしてしまい、さらに回転が悪くなってしまいます。
ベアリングは不純物が含まれない状態の時に最大限の力を発揮できます。
そのため余計なメンテナンスをしてしまうことで、さらに状態を悪化させることにつながるのです。
・ハンドスピナーのメンテナンス方法
メンテナンスは必要ないといっても、ハンドスピナーの回転が悪くなってくることがあります。
その場合に試してもらいたいメンテナンス方法があります。
それが脱脂という方法です。
ハンドスピナーの回転が悪くなるのは、ベアリング内に不純物などが付着してしまうためです。
つまりそのベアリングの不純物を取り除けば、回転も復活するのです。
脱脂の方法は、まずハンドスピナーからベアリングを取り外します。
そしてそのベアリングを容器にいれ、ベアリングが浸るくらいの無水エタノールを注ぎます。
数分間浸したらベアリングを取り出し、しっかりとふき取ります。
拭いただけでは隙間に水分が残ってしまうので、エアダスターなどで揮発させましょう。
これでベアリングの不純物が取り除けます。
この方法でハンドスピナーの回転は復活しますが、定期的に行うものではなく、どうしても回らない場合に試してもらいたい方法です。
回転は悪くなっていないのに脱脂をしてしまうと、反対に不純物が付着してしまう可能性もあります。
基本はメンテナンスをせずに使うようにしましょう。
こちらの記事に載っているハンドスピナーが全て壊れにくいです。
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・ハンドスピナーが壊れた時の修理方法
ハンドスピナーの回転が悪くなり、脱脂をしても回転が復活しない場合、ハンドスピナーが壊れている可能性があります。
この時に壊れている部分はベアリングです。
ハンドスピナーにはボールベアリングが使われていますが、この中のボールに何らかの原因で傷がついてしまうと、回転しなくなってしまいます。
この場合、ボールだけを取り換えるわけにもいかないので、ベアリングごと交換が必要となります。
しかしそれほど難しいことではありません。
多くのハンドスピナーはベアリングの交換ができるように作られています。
そしてベアリング自体もホームセンターなどで取り扱われています。
購入してきたベアリングに取り換えれば、直すことができるでしょう。
しかしベアリングの性能はハンドスピナーの回転時間に影響します。
ベアリングの選び方によって、以前と同様の回転が得られない可能性もあります。
ベアリングはしっかりと選びましょう。
またプラスチック製のハンドスピナーの場合、落としてしまうなどしてフレームが割れることがあります。
割れてしまった状態で回転させると、破片が飛び散って危険なので、割れてしまった場合には新たな物を購入することをおすすめします。
また中国製のものは壊れやすいので日本製のハンドスピナーを買いましょう。
このハンドスピナーが日本製で一番しっかりしています。
・まとめ
ハンドスピナーのメンテナンスや修理方法についてみていきました。
ハンドスピナーをメンテナンスすることは回転を悪くする可能性があります。
特にオイルをさすようなことはしないようにしましょう。
またどうしても回転が悪い場合には脱脂を行い、それでも回らない場合にはベアリングの交換も行ってみてください。
どれもそれほど難しくはないので、お困りの際にはお試しください。