楽天市場のおもちゃランキング上位に輝いている「ハンドスピナー」
なぜ2位がトランポリンなのかはとても気になるところですが、とにかく現在バカ売れ中です。
指で弾いて延々と回り続けるだけのとくに意味もないハンドスピナーですが、最近はおもちゃメーカーがこぞって販売するもんですから、色んな形のハンドスピナーが登場してきてどれを選べばいいのか分からない状態になってきました。
↓これなんか良い例↓
スワロフスキーのクリスタルを散りばめています。
ハンドスピナーが回転し続ける仕組み
ハンドスピナーは中心に「ベアリング」という摩擦抵抗を減らす部品が付いています。
ベアリングは主に車の部品や精密機器などに用いられ、少ない力で滑らかな回転を実現しています。
これを利用してハンドスピナーはスムーズに回転し続けています。
もちろんベアリングの性能が回転力を保つのに重要な役目を担っているのは間違いありませんが、そのほかにも回転し続けるために重要な要素があります。
回転力の要素その1~形状
まずはハンドスピナーの形状です。
一番多いのが手裏剣タイプです。
羽が3つ付いているので回転時の安定性がありますが、それぞれのバランスが悪いとベアリングとの摩擦が発生してしまうリスクがあります。
次に多いのがストレートタイプ。
羽が2つなので、少しでも軸がブレていると手裏剣タイプ同様ベアリングとの摩擦が起きてしまいますが、軽い分良く回ります。
他にも様々なタイプが出ていますが、基本的には上記2種類を抑えておけば良いです。
回転力の要素その2~重さ
重さといっても総重量はあまり関係なく、重要なのは羽の先端部分の重さです。
下の画像のように先端部分が重くなっている構造は遠心力が良く働き、回転力も増していきます。
ただし、これは「各羽の重さが均一」であることが第一条件で、これが少しでもズレていると回転時にブレが生じ、結局回転力は落ちてしまいます。
回転力の要素その3~大きさ
次に大きさです。
ここでいう大きさは「羽の長さ」です。
ハンドスピナーのポイントは「片手で簡単に回せる」ことですので、あまり羽が長すぎると指に引っかかってしまい回すことができません。
ただし「とにかく長い時間回したい」というのであれば、羽の長さは遠心力に直結しますので理論的には長いほど有利です。
ただし長いほど「軸ブレ」が発生しやすくなるので、もし自作する場合は羽の長さを調節して、ギリギリの長さにすると良いです。
回転力の要素その4~装飾
そして最後に装飾です。
ハンドスピナーの回転力は「ベアリング性能」「羽の長さと先端の重さ」「各羽のバランス」によって変わってきます。
各おもちゃメーカーが様々なハンドスピナーを発売しており、最近では奇抜なものまで登場しています。
選ぶコツとしては「左右が対象に作られているか」を見ると良いです。
あまりにも非対称である場合、回転させているうちにバランスが崩れ、あまり長く回転しなくなる恐れがあります。
さらにおすすめのハンドスピナーを知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
-
ハンドスピナーの種類でおすすめは?人気ランキングをまとめてみた!
アメリカで自閉症おもちゃとして人気が爆発したハンドスピナー。 最近は日本にも上陸して毎日テレビで取り上げられる程、知名度が上がってきました。 「ハンドスピナーを買いたい!」と思ってもどの種類のハンドス ...
最強ハンドスピナーのまとめ
今回は「一番回るハンドスピナー」についてまとめてみました。
もちろんおもちゃメーカーも回転力のテストはしているハズなので「全然回らない」なんてことにはならないと思いますが、あまりにも安すぎるハンドスピナーは「粗悪品」かもしれないので要注意ですね。
-
ハンドスピナーの偽物(粗悪品)と本物(正規品)はどう見分けるの?選び方とおすすめを紹介
GWあたりを境にハンドスピナー人気が爆発しています。 手に持ってクルクルと回すだけのおもちゃですが、その中毒性は凄まじく「ハンドスピナーはアメリカの一部小学校で持ち込み禁止」にまでなるほどです。 &n ...
デザインで選ぶのも良いですが、やはり回り続ける方がハンドスピナーは楽しいですよ♪
↓王道のハンドスピナーはこちら↓