ボクは自他共に認める映画・DVDマニアです。
多い時は1日に3本は観るくらいの映画好きで、昨年観た作品は200本以上(ドラマの1話も1本とカウント)です。
やはり趣味・嗜好というのは出るもので、先日視聴履歴を確認したら「ゾンビ・パンデミック系」の映画・ドラマばかり見てましたww
そんなボクが観たゾンビ・パニック感染映画の中で心に残った作品を個人的な主観も踏まえて紹介していきます。
観ないと損するレベルの面白さ
まあ観ても得するわけでもなく、何なら夢の中でうなされるレベルです(むしろ損してる可能性もある)。
この3作品は数あるゾンビ映画にかなりの影響を及ぼしており、名作中の名作だと思います。
ウォーキングデッド
まずはウォーキングデッドから。これは絶対に外せません。
海外ドラマにありがちな超能力などのチート感は一切なく、ゾンビの跋扈する世界はガチでこうなんだろうなと思わせる臨場感です。
でも、ウォーキングデッドで一番衝撃だったのは「ゾンビより本当は人間の方が怖い」ということです。
確かに荒廃した世界で生き残るには「物資」を持っている人間を襲うのが効率的だし、夢も希望もない世界では人間はこうなってしまうんだろうな〜、と考えさせられる作品です。
また、出てくるキャラクターたちがいちいち魅力的で、お気に入りキャラクターに「死亡フラグ立ったんじゃない?」時のドキドキ感は半端ないです!
2017年8月現在ではシーズン1から最新作のシーズン7(まだ完結していません)まで放映されており、2017年10月から最新シーズンが放映予定です。
文末に詳細を記載していますので、気になる方はぜひ見てください。
ワールド・ウォー・Z
ブラッド・ピット主演のゾンビ映画です。
感染後わずか10秒程度でゾンビになり、走って追いかけてくる姿は絶望感が半端ないです。
数あるゾンビ映画の中で、感染終結に向けたストーリーが一番しっかりとしていると思います。
ゾンビがゾンビに群がり山になるシーンは壮絶です。
28日後
ゾンビといえば「死者」のイメージですが、28日後で出てくるゾンビはまだ生きていて、チンパンジーのウイルスによって凶暴化された人間です。
だからなのか、猛ダッシュで追いかけてくる姿は夢に出てきそうです。
ただ、ゾンビとの追いかけっこは中盤以降なりを潜め、後半は残された人間の壊れっぷりを堪能する映画です。
実はDVD版には「別エンディングが用意」されています。
一度観た方も思い出しがてら、どんなストーリー分岐があるのか楽しんでみてください。
28週後
28日後の続編です。
前作で感染者たちはほとんど餓死してしまったが、まだわずかにウイルスに感染した者が残っているという世界でのお話です。
すでに復興に向け、英国では感染者ゼロと判断されていたが、とある一家のせいで全滅に追い込まれてしまいます。
ゾンビ映画としての評価は28日後の方が良い傾向ですが、全体としてはこっちの方が面白かったですね。
マイナーだけど面白かったゾンビ映画
続いて、あまりメジャーではないけど本気で面白かったゾンビ映画の紹介です。
REC
2007年にスペインで公開されたホラー映画。
ブレア・ウィッチプロジェクトのように、全編がビデオカメラで撮影されています。
とある消防署のドキュメンタリー撮影で序盤は楽しげな雰囲気ですが、通報を受けたアパートに着いてからは一転、めっちゃ怖いです。
感染していない者たちも感染者と一緒に建物内に隔離され逃げ惑う姿は、さながら「タッチされたら死ぬ鬼ごっこ」のような恐怖を味わえます。
ドーン・オブ・ザ・デッド
1978年に公開された映画「ゾンビ」をリメイクした作品で、「ゾンビが来たらショッピングモールに立てこもる」といった概念を作ってくれた映画の様な気がします(笑)
そしてゾンビの定番「動きが遅い」という概念もぶっ壊してくれた最初の作品かもしれません。
リメイクは原作に劣るという通説も、ドーン・オブ・デッドには関係ないくらい面白いです。
ショーン・オブ・ザ・デッド
名前の通り、ドーン・オブ・ザ・デッドのパロディ映画です。
ただ、パロディとはいえAmazonのレビューでは200件近くの投稿があり評価4.3(5点満点)という人気作品となっています。
その人気の秘密は「コメディとラブロマンス」
どのゾンビ映画も、なぜゾンビが発生したのか、感染を終結させるためにはどうしたらいいのかにフォーカスを当てていますが、この映画は「ゾンビが発生した原因」はわからずじまいです。
本来は「笑えるゾンビ映画」のカテゴリに入れるべきですが、ドン・オブ・ザ・デッドのパロディということでこちらで紹介しました。
ゾンビ・リミット
すでにゾンビと共存している世界でのお話です。
ウイルスに感染してもすぐにゾンビ化するわけではなく、開発された薬を1日1本打てば全身への感染を防ぐことができます。
すでに感染している人は「リターンド」と呼ばれ非感染者から忌み嫌われるため、自分が感染者であることを隠しながら生きている、といった設定で始まります。
ジャケットでは銃を持っているのでゾンビとのバトル映画かと思いきやそんなことはなく、ヒューマンドラマの色濃い作品です。
ネタ系の笑えるゾンビ映画
最後に紹介するのはコメディタッチのゾンビ映画です。
こういった類の映画は「観て後悔する」ものが多い中、以下に紹介する作品は個人的にはとても楽しめました。
ゾンビーワールドへようこそ
Amazonで4.3という高評価を得ているコメディゾンビ映画です。
高校生の仲良し3人組が活躍(?)する、くだらなくて面白い作品です。
3人はボーイスカウトに入っていて、そこで培ったノウハウでゾンビをやっつけるさまは、観ているうちに「ボーイスカウト役に立つな~」と思えてきます。
高校生という思春期ならではの下ネタと、ゾンビを背景にスマホで写真を撮っている所なんかは、すごく親近感が湧いてくる映画です。
ウォーキングゾンビランド
タイトルで分かるように「ウォーキング・デッド」のパロディ映画です。
ちなみにウォーキング・デッドを観たことのない方は多分「つまらない」です。
リック(主人公のリンカーン)は息子のクリスを「カール」と呼ぶも名前が違うと怒られたり、ダーネル(ダリル?)のクロスボウは2~3mしか飛ばないし、ガチのウォーキング・デッドファンに怒られそうなことばかり。
意外にもゾンビのクオリティが高く、またストーリーもしっかりしているので、ウォーキング・デッドの最新シーズンを観終わって時間を持て余してしまっている方にはピッタリの作品です。
ゾンビ映画・ドラマ10選のまとめ
いかがでしたか。
数あるゾンビ映画の中でもおすすめの10作を紹介してみました。
ゾンビ3原則である「遅い・低知能・首を斬らないと死なない」のうち、「遅い」に関してはすでに無くなりつつあり、そろそろ「知能を兼ね備えたゾンビ」の映画が公開されそうな予感もします。
みなさんも気になっている「ウォーキング・デッド」の最新作であるシーズン8が、2017年10月23日からFOXチャンネルで放送開始予定です!
日本ではHuluにて最速配信が決定しており、10月23日(月)22:00~から視聴することができます。
また、シーズン7の全話も1か月前の9月23日(土)から配信予定ですので、しっかりと予習して万全の体制で最新シーズンの配信を待ちましょう!