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ドラフト会議ってなに?ルールと注目の選手(2017年)について

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2017年10月26日、プロ野球のドラフト会議が行われます。

プロ希望の選手にとっても球団にとっても重要な行事ですが、細かいルールまではご存知ないという方も多いのではないでしょうか?

今回はドラフト会議のルールと2017年の注目選手をご紹介していきます。







 

ドラフト会議とは

まずは、ドラフト会議とはどんな会議なのかを見ていきましょう。

ドラフト会議の正式名称は「新人選手選択会議」です。

プロ野球の球団が新人選手と契約をするためには、契約を希望する選手に対する選手契約締結の交渉権を獲得する必要があります。

少し難しいですが、「交渉権を持っていないのに契約や交渉をしてはいけません」ということです。

 

つまりドラフト会議とは、アマチュア選手と契約するための「交渉権」を獲得するための会議ということですね。

高校生と大学生についてはプロ志望届を提出している選手のみ指名することができます。

ちなみに2017年のプロ志望届提出者は高校生が106人、大学生は104人です。

 

日本野球連盟に所属する選手(社会人)については届出制ではありませんが、社会人チームに登録後大卒者は2シーズン、高卒・中卒の選手は3シーズン選手契約を締結しないというルールがあります。

そしてこの交渉権ですが有効期限がありまして、社会人はドラフト会議翌年の1月末日まで、高校生と大学生は翌年の3月末日までとなっています。

つまり2017年のドラフト会議で獲得した交渉権は、「2018年のそれぞれの期日までに契約が締結できなかった場合に失効する」ということなんですね。

 

そして、指名できる人数にも限りがあります。

一球団につき原則として10名まで指名でき、選択された選手が合計120名に達したところで終了となります。

他球団が10名に満たない人数で選択を終了することによって全体で120名に達していない場合は、11人目以降の指名も可能です。

全球団が指名を終了しても選択された選手が120名に達していない場合は、希望球団のみが参加し「育成選手選択会議」に移ります。

プロ入りできるのは最大120人で、プロ志望届を出しているのが210人。

プラス社会人もいますので、いかに狭き門か分かりますね。



2017年ドラフト会議注目選手

ルールが分かったところで、2017年の注目選手を見ていきましょう!

清宮幸太郎(早稲田実業)

なんといっても一番の目玉は高校通算111本塁打を放ち新記録を達成した清宮選手ですね!

夏に行われた18歳以下のワールドカップでは日本代表の主将を務めました。

1位指名は確実ですが、既に10球団との面談を行った清宮選手に何球団の指名が集まるのかも注目されています。

これまでの高校生の最多競合は1995年、7球団が競合した福留孝介選手です。

このとき福留選手はプロ入りせず社会人に進んでいますのて、最多指名を受けてのプロ入りとなるかも注目ですね!

中村奨成(広陵高校)

2017年の夏の甲子園で驚異のバッティングを見せ、一気に知名度を上げた中村選手。

チームは準優勝に終わりましたが、以下の3つの個人記録を塗り替えました。

※()内は更新前の記録
1大会個人最多本塁打:6本(5本)
1大会個人最多打点:17打点(15打点)
1大会個人最多塁打:43塁打(28塁打)

大会前から捕手として守備の評価は高い選手でしたが、甲子園で見せたバッティングによって1位指名の可能性が出てきました。

地元広島カープや、ソフトバンク、中日が指名を検討しているようです。

田嶋大樹(JR東日本)

社会人の注目選手も見てみましょう。

高卒3年目の21歳ながら、強豪のJR東日本でエースとして活躍する田嶋投手は社会人ナンバーワンピッチャーと言われています。

佐野日大高校時代もドラフト候補として名前が挙がっていましたが、社会人入りを選択し1年目から社会人日本代表に選ばれるなど実力を発揮してきました。

既にオリックスが1位指名を決定していますが、日本ハムやDeNAなども指名する可能性があるようです。

まとめ

どの球団に入団するかは野球人生に大きく影響することは間違いないですよね。

選手にとってはまさに運命の日になることでしょう。

2017年はドラフトでどんなドラマが起こるのでしょうか?

注目しましょう!

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