最近こぞってニュースで取り上げられている幻の高級魚「スマ」
カツオとマグロを足して2で割ったような魚ですが、その味はとても美味!と漁師さんの間では有名らしいですが、一般家庭ではなかなか店頭に並ばないこともあり良く分からないですよね。
そこで今回、スマって一体どんな魚なのか?そしてどうすればお目にかかれるのかを調べてみました。
スマとは一体どんな魚なのか?
スマはスズキ目サバ亜目サバ科スマ属という、どっちなんだよ!って分類で、一応サバ科なのでマグロの親戚のような感じです。
また、生体は体に1~7個の黒い点があるのですが、死ぬと無くなるそうで、なんだか北斗の拳の死兆星を連想させますね。
肉食で、主に魚やイカやタコなどの頭足類、またエビやカニなどの甲殻類もバリバリ食べるらしいです。
スマの食感・味は?
本日のスッキリ!!(日本テレビ)でもやっていましたが、味はマグロに似ていて、特に舌触りがなめらかで「中トロ」のような食感だそうです。
すでにブランド化されていて、愛媛県では伊予の媛貴海(ひめたかみ)・和歌山県では海の三ツ星として出荷されています。
毎週土曜日放送の満点青空レストランでも紹介され、お笑い芸人の宮川大輔さんと麒麟の川島さん田村さんが色んなスマ料理を堪能していました。
マグロの代用品として活躍するのか
近年クロマグロは絶滅の危機に瀕していることから年間の漁獲量が国際ルールで制限されており、2017年6月末までの年間漁獲量は4007トンまでと決まっていました。
ところが「マグロ大好きな日本人」の需要に応えるためか、なんと4月末の時点でその年の漁獲量を超えてしまったとのニュースも報道されています。
それほどマグロは日本人に愛されている訳です。
とはいえ、国際ルールで決めたことを破るのはもってのほかです。
今後、マグロに代わる高級魚として「スマ」が注目されていくのは間違いないでしょう。
ただしこの「スマ」、すでに養殖に成功してはいるものの、まだ需要に応えきれるような量には至っていないようです。
先日伊予の媛貴海が首都圏に出荷されましたが、その価格は1kgあたり3,000~3,300円程度とかなりの高額です。
でもスマという魚の存在を知ってしまった以上、ぜひ一度は食べてみたいものです。
スマはどこで買えるの?
そこでスマを買える通販を探してみました。
近所のスーパーに並んでいれば速攻で買いますが、現状ではかなりレアケースでしょうから、こんなときは通販の力を借りたいところ。
まず発見したの楽天市場。
たたきのセットで5,000円ですが、ふるさと納税できますので節税目的で購入するのもアリですね。
賞味期限は1ヶ月ほどだそうです。
続いては鮮魚の直販サイトのんきな魚屋です。
朝獲れの魚や店頭で打っていない珍しい魚などを産地直送で配送してくれるありがたい通販です。
スマは水揚げが少ない魚なので、メール配信登録をすることで入荷したときにメールを送ってくれるそうです(詳しくは画像をクリック)。
幻の高級魚スマのまとめ
マグロの漁獲量制限もあり一気に注目されてきている高級魚「スマ」
最近は徐々に一部首都圏でも販売が開始されていますが、それでもまだ入手するのは困難のようです。
もし近所のスーパーの店長さんが変わり者でスマを置いてくれたりしたら、ぜひ購入してみてください。
以上、「幻の高級魚スマ」についてのまとめでした。