前回の記事ではアフィリエイトでの副収入の方法について簡単に触れました。
今回はこれからアフィリエイトを始めようと考えている方へ向けて、どういった記事を書いていけば良いのか簡単な例を交えて説明していきます。
アフィリエイトはニーズを満たすことによって報酬が発生する
まずアフィリエイトを行うにあたって一番大事なのは「自分のサイトに訪れてもらう」ことです。
これができないと、どんなに素晴らしい記事でも人の目に触れることはないので全く意味がありません。
これには内容としてのアプローチと、SEO(検索エンジン)対策の2種類がありますが、今回は内容についての説明をします。
(SEO対策は別の機会にご説明します)
ニーズを満たすには様々なパターンがあります。
- 調べたい情報を提供する
- 悩みを解決する
- 新しい発見をしたい
- 単純に楽しみたい
などなどです。
この「ニーズを発掘する」こと、そして「ニーズを満たしてあげる」ことがアフィリエイトにおける報酬となるのです。
初心者はどのような記事でニーズを満たしていくべきか
アフィリエイト初心者にとって一番の難関が「記事を書くこと」です。
最初は楽しくライティングが出来ても5記事10記事と書いていくにつれ「誰も見てくれていないんじゃないか?」「書いても時間の無駄なんじゃないだろうか?」というなんともいえない不安に駆られます。
そして段々とPCの前に座ることが辛くなっていき、いつの間にか記事を書かなくなってしまうパターンが非常に多いです。
Googleはとても気まぐれで、最初の1記事目から検索エンジンの上位にいくこともあれば、しばらく50位以内に入れないことも多くあります。
こればかりは「運」としか言えなく、いきなり検索流入があるようなサイトは、アフィリエイターの中では「Googleハネムーン」などと呼び、ラッキーなサイトの位置付けをされます。
逆に言えば、大抵のサイトは2~3ヶ月は無風で「Googleに嫌われているんじゃないか?」と疑問を抱くことすらあります。
ですから、まずはとにかく3ヶ月間、できれば100記事までは何も考えずに突っ走るのが良いでしょう。
さて、初心者が始めに書いていく記事ですが、得意な分野があればまずはそれで攻めてみるべきでしょう。
とはいえ、同じぐらいまたはそれ以上の知識がある方が作成したサイトがあったら負けてしまうんじゃないかと思ってしまうかもしれませんがそれでいいんです。
最初から勝てるような記事を書ける人なら簡単に月収100万円超えのスーパーアフィリエイターになれます。
そういう人も稀にいますが、ほとんどの方は最初からその位置にはいませんのでご安心を。
「それでいい」と書きましたがひとつだけ注意点があります。
それは「他者の真似(パクリ)をぜったいにしない」ということです。
Googleの検索エンジンは非常に頭が良く、また日々進化していますので、モノマネは通用しないと思った方がいいです。
それよりも「自身の意見」をネットに発信していく方が、同じコンテンツを書いていてもGoogleの評価は上がっていきます。
ですので、参考程度にライバルの記事を読むことは大事ですが、リライト(元々あった文章を組み替えていく)は絶対にしないほうが良いです。
むしろリライトをすることによって自身のサイト評価を下げることにつながる可能性すらあります。
例えばあなたがゴルフを好きで、スコア100を切るための応援サイトを作ったとします。
ライバルサイトではコースマネジメントやクラブの握り方、確率の良いクラブを選択するなどのアドバイスが載っていたとします。
それ自体書くことは問題ありませんが、ライバルサイトから引っ張ってきたような文章ではなく、自身が体験した事やオリジナルの写真などを交えて書いていく方が評価が高くなります。
また、自分自身が取り入れている練習法や、コースに出るときの心構えなどオリジナルの視点で記事を作成していくことが大事です。
得意分野が無い場合はどうすればいいの?
「色々考えてみたけど得意分野が思い浮かばない…」
という方もいらっしゃる方もいるかも知れません。そういう場合は「興味のある分野」に絞って書いていきましょう。
さきほどのゴルフの例で考えてみた場合、「全く初心者のボクがゴルフを始めて100を切るまで」などを切り口として、練習や実践を通して学んだ事や試打したクラブの評価などをまとめていくと良いです。
この場合、ユーザーへ「教える」のではなく「共感」してもらうことが大切なので、メジャーなサイトからの引用(参考文献などをURL込みで使用すること)をしても問題ありません。
(必ず引用であることを分かるようにしましょう)
商品レビュー記事をつくる
興味のある分野を書こうと思ってもなかなか思い浮かばない方は、いっそのこと商品レビュー記事を書いても良いです。
たとえば最新の格安ドローンを購入したので、その商品についてのレビューをするといった具合です。
ポイントは「良い(悪い)と思ったことを正直に書く」ことです。
レビューした商品が全て高評価だと逆に勘ぐってしまいますよね。悪いと思ったら素直に書いて構いません。
ただし悪意のある書き方は避けるように気を付けましょう。
まとめ
初心者がアフィリエイトを始めるにあたってどんな記事を書いていくか、それは大まかに以下の2点です。
「得意分野の記事を書いていく」または「興味のある分野の記事を書いていく」ことです。
前者の場合は「先生型」を意識して書いていくと良いでしょう。
ただし内容が薄ければなかなか受け入れてもらえませんので、コンテンツによっては砕けた内容でも構いません。
後者の場合は「体験型」もしくは「共感型」で書いていくと良いです。
アフィリエイト初心者の場合、この「体験型」もしくは「共感型」でのライティングのほうが書くやすく、しかも自由度が高いのでオススメです(レビュー記事も同様)。
またGoogleの評価もされやすいので、これからアフィリエイトを始めようとする方には向いているのではないでしょうか。
そしてPVが増えてくるまではあまり収益を気にせずにひたすらユーザビリティの高い記事を書く努力をしていくことで、あなたのサイトのファンが増えてきます。
そこから少しずつ、PV数の高い記事にマッチした広告(Googleアドセンスなどのクリック報酬型でも良い)を貼っていき、広告収入を期待していきましょう。