フジテレビの「さんまのまんま」で古舘伊知郎さんがお土産として持ってきたことで一躍話題になったビタミンたばこ。
吸うだけでビタミンなどの栄養成分が摂取でき、ニコチンやタールといった有害物質が含まれていないことから、男女問わず若い層を中心に人気沸騰中です。
そんなビタミンたばこですが、いざ購入しようと思ってもかなりの種類が販売されていて「一体どのビタミンたばこが良いんだろう?」と悩まれる方も多いでしょう。
そこで現在発売されているビタミンたばこを片っ端から調査・比較をしてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ビタミンたばこと電子たばこの違い
まず「ビタミンたばこってなに?今流行りの電子たばこのコト?」と思っていらっしゃる方に、電子たばことの違いについてご説明します。
電子たばことは「電気でたばこ葉を加熱して水蒸気として吸引する器具、またはその総称」で、アメリカなど英語圏ではベイプ(VAPE)とも呼ばれています。
中にはリキッドを楽しむだけでニコチン・タールが含まれていないものもありますが、基本的にはたばこ葉を使用しています。
対してビタミンたばこは「ニコチン・タールが一切入っていない」「吸引することでビタミンなどの栄養成分を摂取することができる」デバイスで、細長い形状でたばこを吸っているような見た目からそう呼ばれています。
ビタミンたばこの仕組み
ビタミンたばこは使いきりのタイプや充電して繰り返し使えるタイプ、他にもリキッドを注入して様々なフレーバーを楽しむタイプがあります。
どのデバイスも加熱部分で水蒸気が発生し、それを吸引する仕組みは同様です。
味の切り替えに関しては、使い切りタイプのものはデバイス内にフレーバーが染み込んでいますので、吸いたい味をチョイスして購入をします。
充電タイプやリキッド注入タイプは本体とは別にお好みのフレーバーを用意する必要があります。
一概にどちらが良いとは言えませんが、はじめてビタミンたばこを試す方は、まずは使い切りタイプを一度使用してみると良いでしょう。
こんなにある!吸うビタミンたばこの種類
つい2~3年前までは目にすることもなかったビタミンたばこですが、現在では実に多くの種類が発売されています。
中には商品名とパッケージだけ変えて売り出すなんてこともあるみたいで、その種類は50とも100とも。
今回は、その中でも人気の売れ筋ビタミンたばこを10種類選びました。その特徴は以下の通りです。
ビタフル
いま最も注目されているビタミンたばこのひとつです。その理由はなんといっても「栄養成分の多さと本体価格の安さ」です。
1本に配合されている成分はなんと16種類。ビタミンやコエンザイムQ10、プラセンタやコラーゲンなど、聞いたことがある栄養成分は全て詰め込まれてるんじゃないかってほど豊富です。
それでいて1本1,058円(税込)ですから、売れているのも納得です。
スムースビップ
クレイジーケンバンド横山剣さんのCMでお馴染みのスムースビップ。
家電量販店や一部コンビニなどでも売られているので見かけたことがある方も多いんじゃないでしょうか。
リキッドタイプなので本体価格は3,000円近くしますが、WEB限定のスターターキットだとリキッドとアトマイザー(リキッドを注入するキャップ)が2個ずつ付いて2,950円(税込)と実質的な大幅値引きをしています。
C-Tec
女性に人気なのがフレーバーミストC-Tec。カートリッジタイプなのでリキッドのような手間はありません。
シンプルながらも天然植物由来成分のクリアなフレーバーは、まるで吸うアロマのよう。
吐き出した水蒸気の香りも楽しめる、2度美味しいビタミンたばこです。
ビタリキッド
吸うビタミン ビタリキッド
プルームテック(加熱式電子たばこ)の互換品を販売しているジョイントテックが開発したビタリキッド。
リキッド式なのでコスパが高く、すでに電子たばこから移行したユーザーに人気です。
用意されているフレーバーも12種類と多く、飽きることなくビタミンたばこを楽しむことができます。
ビタシグ
ビタシグ VITACIG
使いきりタイプで封を開けたらすぐに吸うことのできるビタミンたばこです。
充電が不要なので吸いたいと思った時にすぐに吸えるのが良いですね。
ビタボン
ビタボン vitabon
ビタミンたばこの開拓者的存在ともいえるビタボン。冒頭で古舘さんが紹介したのもビタボンでした。
使いきりタイプで当初は1本3,000円近くもしていましたが、最近は価格も暴落したのか実売価格1,000円前後とお求めやすくなっています。
ヴィタスティック
VITASTIK ヴィタスティック
ヴィタスティックは安心のドイツブランドでシンプルな使いきりタイプ。
当サイトでも紹介しているアイコス互換機を複数開発・販売しているスモトクが取り扱いしているので安心ですね。
フレーバースティック
フレーバースティック
アクセ感覚で楽しめるフレーバースティック。見た目が他のビタミンたばこよりオシャレですね。
リキッドタイプで用意されているフレーバーは20種類と豊富です。
ビタキッス
VITAkiss ビタキッス
ビタキッスは使いきりタイプのオーガニックフレーバーです。
アロマの専門家によって開発され、安全性の認可も受けています。
ヴィタッチ
ビタッチ VITA’CCI
7種類のフレーバーが用意されているヴィタッチですが、新発売のギガミントは他のビタミンたばこと一線を画しています。
「瞬間氷結南極体験」のキャッチコピーは強烈、暑い時期のリフレッシュに良いですね。
ビタミンたばこ10種を比較
と、ここまで人気ビタミンたばこ10種類の紹介をしてきましたが、ここからは色んな視点で比較をしていきます。
価格・コスパで比較
まず重要なのが「ビタミンたばこはどのくらいお金がかかるのか」ということ。
本体の購入価格(イニシャルコスト)も気にかける必要がありますが、実際に吸ってみて自分に合うと思ってもランニングコストが結構かかるのなら躊躇してしまいますよね。
そこで上記10種類のビタミンたばこをイニシャルコスト+ランイングコストで比較をしてみます。
分かりやすく「1吸い当たり価格」で算出してみたのがこちらです。
商品名 | コスト | 1吸い |
ビタフル | 1058 | 2.11 |
スムースビップ | 2950 | 2.95 |
C-Tec | 2484 | 3.54 |
ビタリキッド | 1980 | 3.96 |
ビタシグ | 1050 | 2.10 |
ビタボン | 999 | 1.99 |
ヴィタスティック | 2700 | 5.40 |
フレーバースティック | 1728 | 3.45 |
ビタキッス | 2197 | 4.39 |
ヴィタッチ | 2700 | 5.40 |
※数字は全て円です
使いきりタイプとリキッドタイプでは吸引回数はまちまちとなってしまうので、リキッド1回当たり0.4ml・20回使用として算出しています。
(C-Tecのカートリッジは1本につき350回吸引が可能)
またリキッドが別売りのビタミンたばこはその価格分も加味しています。
やはり使いきりタイプの方がコスパが良くなっていますが、リキッドやカートリッジタイプは本体が故障しない限り、次からはコストが下がります。
その点ではスムースビップの1吸い当たり2.95円というのは、リキッドタイプとししては破格のコストパフォーマンスといえます。
配合成分・フレーバーの種類で比較
続いて配合されている栄養成分とフレーバーの種類を見てみましょう。
商品名 | 配合成分 | フレーバー |
ビタフル | 16 | 12 |
スムースビップ | 不明 | 7 |
C-Tec | 4 | 7 |
ビタリキッド | 5 | 12 |
ビタシグ | 8 | 7 |
ビタボン | 5 | 7 |
ヴィタスティック | 5 | 7 |
フレーバースティック | 不明 | 20 |
ビタキッス | 5 | 7 |
ヴィタッチ | 5 | 7 |
※リキッド注入タイプに関しては栄養成分についての表記が無いため不明としていますが、公的機関での安全性確認がなされています
栄養成分は沢山の種類が入っていれば良いってものではないですが、それにしてもビタフルの16種類はずば抜けて多い印象です。
味・フレーバーに関しては、飽きが来ないように数多くの種類が用意されていると嬉しいですね。
どのビタミンたばこが良いの?
10種類のビタミンたばこをコストパフォーマンス、フレーバーや栄養成分の種類で比較をしてきました。
一概にどれが良いというのは難しいですが、まとめるとこのようになるでしょうか。
吸うビタミンたばこ10種類比較まとめ
ビタミンたばこは
- 減煙・禁煙を考えているが難しい
- ちょっとした休憩で口元が寂しい
- 自分の好きな香りでリラックスしたい
- ビタミンが不足しているので補いたい
といった方に向いているリラックスアイテムです。
たばこに比べると軽く感じてしまうかもしれませんが、慣れてくると口の中が爽やかになり部屋も良い香りになってアロマ効果も期待できます。
ぜひお気に入りのビタミンたばこでリラックスしてみてください。